埼玉の高校男子バスケ部強豪校ランキング|公立・私立30校を成績から徹底比較!

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埼玉男子バスケは「正智深谷の独走を、私立の雄と成長著しい公立勢がどう追うか」という構図がここ数年の定番。とはいえ、上位校の固定化ではありません。新人戦での台頭や、総体・選手権(ウインターカップ)での“一発”が起点になって勢力図が揺れ、県内の競争は年々タフになっています。

本記事では直近5年(2021〜2025年)の主要県大会の結果をスコア化し、TOP30までを一挙に可視化。上位10校については、直近の大会別トレンドも読み解きます。尚、2025年に関しては関東大会予選、インターハイ予選までの結果を反映しています。

目次

埼玉県の高校男子バスケ部強豪校ランキングの算出方法

対象大会は次の県大会(県レベル)の結果のみ。支部大会やリーグ戦はランキングから除外しています。

  • 関東大会 県大会予選
  • インターハイ(高校総体) 県大会予選
  • 新人戦 県大会予選
  • 選手権(ウインターカップ) 県大会予選

スコアは優勝=100点、準優勝=80点、ベスト4=40点、ベスト8=20点、ベスト16=10点、ベスト32=5点
同点は同順位扱い。掲載成績はベスト32以上です。

【2025年度版】埼玉県の高校男子バスケ部強豪校TOP30を一挙公開!

最新のポイント合算では、正智深谷(1位/1685pt)が圧巻のリード。埼玉栄(2位/1045pt)、昌平(3位/795pt)が追走し、私立3強の構図は健在です。公立勢では伊奈学園総合(4位/495pt)が安定感を見せ、大宮東・川口北も伝統の底力で上位常連。

埼玉平成・本庄東・武蔵越生など西部・北部の私学も要所で存在感を示しています。中位〜下位には、県ベスト16〜32の常連がずらり。次の一歩をどこで踏み出すかが、来季の序列を大きく左右しそうです。

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順位ポイント高校名市区町村R7年高校総体予選R7年関東大会予選R6年新人大会R6年選手権(WC)予選
🏆1位1685pt正智深谷高校深谷市🏆優勝🏆優勝🥈準優勝🏆優勝
🥈2位1045pt埼玉栄高校さいたま市🥈準優勝🥉ベスト4🏆優勝🥉ベスト4
🥉3位795pt昌平高校北葛飾郡🥉ベスト4🥈準優勝🥉ベスト4🥈準優勝
4位495pt県・伊奈学園総合高校北足立郡ベスト8ベスト8ベスト8ベスト8
5位445pt埼玉平成高校入間郡🥉ベスト4🥉ベスト4🥉ベスト4🥉ベスト4
6位400pt本庄東高校本庄市ベスト8ベスト32ベスト8ベスト8
7位245pt県・白岡高校白岡市ベスト16ベスト16ベスト16ベスト8
8位205pt武蔵越生高校入間郡ベスト16ベスト32ベスト16ベスト8
9位195pt県・川口北高校川口市ベスト16ベスト32
10位190pt県・大宮東高校さいたま市ベスト32ベスト16ベスト8ベスト16
11位165pt県・越谷西高校越谷市ベスト16ベスト8ベスト16
12位150pt県・春日部東高校春日部市ベスト8ベスト16ベスト32ベスト16
13位135pt県・春日部高校春日部市ベスト8ベスト32ベスト16
14位(同率)130pt県・庄和高校春日部市ベスト16ベスト16ベスト16
14位(同率)130pt県・浦和北高校さいたま市ベスト32ベスト32
14位(同率)130pt慶應義塾志木高校志木市ベスト32ベスト8ベスト32ベスト16
14位(同率)130pt東京農業大学第三高校東松山市ベスト16ベスト16ベスト32
18位120pt春日部共栄高校春日部市ベスト16
19位110pt県・浦和高校さいたま市ベスト32ベスト16
20位(同率)105pt県・松山高校東松山市ベスト32ベスト32ベスト16
20位(同率)105pt県・豊岡高校入間市ベスト32
22位95pt県・滑川総合高校比企郡ベスト16ベスト16ベスト32
23位80pt西武学園文理高校狭山市
24位(同率)75pt川越東高校川越市ベスト16ベスト16
24位(同率)75pt県・越谷南高校越谷市ベスト16
26位(同率)65pt県・上尾南高校上尾市ベスト32ベスト32ベスト32
26位(同率)65pt武南高校蕨市ベスト32ベスト32ベスト32
28位50pt県・上尾鷹の台高校上尾市ベスト32
29位(同率)45pt浦和実業学園高校さいたま市
29位(同率)45ptさいたま市・大宮北高校さいたま市
29位(同率)45pt県・川越南高校川越市
29位(同率)45pt山村学園高校川越市ベスト32ベスト32ベスト32

埼玉県の高校男子バスケ強豪TOP10を成績付きで紹介

ここからはTOP10の各校について、直近5年(2021〜2025)の県大会成績の傾向と、チームの特徴をコンパクトに整理します。優勝や準優勝はもちろん、「どの大会で強いか」という“勝ち筋”にも注目してご覧ください。

【1位】正智深谷高校|1685pt リーグ・大会別成績(2021〜2025)

※ベスト32以上の結果を掲載

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種別2025年2024年2023年2022年2021年
関東予選🏆優勝
(関東出場)
🏆優勝
(関東出場)
🏆優勝
(関東出場)
🏆優勝
(関東出場)
🏆優勝
(関東出場)
総体予選🏆優勝
(全国出場)
🏆優勝
(全国出場)
🏆優勝
(全国出場)
🏆優勝
(全国出場)
🏆優勝
(全国出場)
新人戦予選🥈準優勝
(関東出場)
🏆優勝
(関東出場)
🏆優勝
(関東出場)
ベスト32
(大会途中終了)
選手権(WC)予選🏆優勝
(全国出場)
🏆優勝
(全国出場)
🏆優勝
(全国出場)
🏆優勝
(全国出場)

「県内4大会すべてで頂点常連」。関東予選と総体予選はいずれも2021〜2025の5年連続優勝。選手権(WC)予選も連覇継続中で、県内4冠ペースを何度も刻む圧倒的王者です。新人戦でも優勝・準優勝のレンジを外さず、育成と勝負の両輪がきれいに回っているのが強さの根源。“取りこぼしがほぼない”ため、ポイント積み上げでも独走態勢。全国でも常に上位ラウンドを意識できる完成度と層の厚さが光ります。

【2位】埼玉栄高校|1045pt リーグ・大会別成績(2021〜2025)

※ベスト32以上の結果を掲載

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種別2025年2024年2023年2022年2021年
関東予選🥉ベスト4
(関東出場)
🥉ベスト4
(関東出場)
🥉ベスト4
(関東出場)
🥈準優勝
(関東出場)
🥉ベスト4
(関東出場)
総体予選🥈準優勝🥈準優勝🥈準優勝🥈準優勝🥈準優勝
新人戦予選🏆優勝
(関東出場)
🥉ベスト4ベスト8ベスト32
(大会途中終了)
選手権(WC)予選🥉ベスト4🥈準優勝🥉ベスト4🥈準優勝

私学上位で全大会で上位安定。総体予選は準優勝の常連で全国出場争いを毎年演じ、関東予選はベスト4〜準優勝のゾーンに継続的に入ってくる堅実さが強み。新人戦で優勝→関東新人出場の年もあり、新チームの立ち上がりが速いのも特徴です。選手権予選でも準優勝・ベスト4の実績が並び、年間を通じて成績が崩れにくい好循環がポイントを押し上げています。

【3位】昌平高校|795pt リーグ・大会別成績(2021〜2025)

※ベスト32以上の結果を掲載

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種別2025年2024年2023年2022年2021年
関東予選🥈準優勝
(関東出場)
🥈準優勝
(関東出場)
ベスト8ベスト8🥈準優勝
(関東出場)
総体予選🥉ベスト4🥉ベスト4🥉ベスト4🥉ベスト4ベスト8
新人戦予選🥉ベスト4🥈準優勝
(関東出場)
🥉ベスト4ベスト32
(大会途中終了)
選手権(WC)予選🥈準優勝🥉ベスト4🥉ベスト4ベスト16

「勝負強さ×底上げ」でポイントを積む常連。関東予選では準優勝が続く年があり、総体・選手権でもベスト4の常連。新人戦は準優勝・ベスト4の年が目立ち、育成段階から上位争いに絡む構造ができています。私学3番手ながら、一発の爆発力は十分。正智・栄に食らいつき、全国切符を巡る本命の一角です。

【4位】県立伊奈学園総合高校|495pt リーグ・大会別成績(2021〜2025)

※ベスト32以上の結果を掲載

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種別2025年2024年2023年2022年2021年
関東予選ベスト8ベスト8🥈準優勝
(関東出場)
ベスト8ベスト8
総体予選ベスト8ベスト8🥉ベスト4ベスト8ベスト8
新人戦予選ベスト8🥉ベスト4🥈準優勝
(関東出場)
ベスト32
(大会途中終了)
選手権(WC)予選ベスト8ベスト8ベスト8ベスト16

公立筆頭。4大会すべてでベスト8以上を複数年で確保し、2023年は関東予選準優勝/新人戦準優勝と上振れも記録。総体・選手権でも安定して8強〜16強を確保し、年間通して確実に勝ち上がる実戦力が魅力です。コーチング・育成サイクルがかみ合い、公立勢の“壁”として私学上位にもたびたび土を付ける存在に。

【5位】埼玉平成高校|445pt リーグ・大会別成績(2021〜2025)

※ベスト32以上の結果を掲載

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種別2025年2024年2023年2022年2021年
関東予選🥉ベスト4
(関東出場)
5位
(関東出場)
ベスト16🥉ベスト4
(関東出場)
🥉ベスト4
(関東出場)
総体予選🥉ベスト4🥉ベスト4ベスト16ベスト8🥉ベスト4
新人戦予選🥉ベスト4ベスト8ベスト16ベスト32
(大会途中終了)
選手権(WC)予選🥉ベスト4ベスト16ベスト8

西部の強豪私学。関東予選はベスト4〜関東出場のレンジが多く、総体・選手権でもベスト4〜ベスト8にしっかり顔を出します。新人戦は県5位〜ベスト4と新チームの立ち上がりも良好。一発の上振れに頼らず、複数大会で堅実にポイントを積めるのが強み。県内セミファイナル常連として、どの季でも台風の目になり得ます。

【6位】本庄東高校|400pt リーグ・大会別成績(2021〜2025)

※ベスト32以上の結果を掲載

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種別2025年2024年2023年2022年2021年
関東予選ベスト32ベスト32🥉ベスト4
(関東出場)
ベスト16ベスト32
総体予選ベスト8ベスト16ベスト8🥉ベスト4ベスト16
新人戦予選ベスト8ベスト8🥉ベスト4
(大会途中終了)
選手権(WC)予選ベスト8🥉ベスト4🥈準優勝ベスト16

“伸び盛り”を体現。関東予選でベスト4、総体・選手権でもベスト8〜準優勝に食い込み、2024年の上位進出をきっかけに安定度が上昇。新人戦もベスト4〜ベスト8を確保し、新体制から勝ち癖をつけて上半期で加点→総体・選手権で上積みの好循環。北部からの刺客として、上位私学を脅かす存在感が増しています。

【7位】県立白岡高校|245pt リーグ・大会別成績(2021〜2025)

※ベスト32以上の結果を掲載

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種別2025年2024年2023年2022年2021年
関東予選ベスト16🥉ベスト4
(関東出場)
ベスト32🥉ベスト4
(関東出場)
ベスト32
総体予選ベスト16ベスト8ベスト16ベスト8ベスト16
新人戦予選ベスト16ベスト8ベスト32ベスト32
(大会途中終了)
選手権(WC)予選ベスト8ベスト16ベスト16

かつての全国・関東出場の伝統校らしく、ここ5年でも関東予選ベスト4に入る年を持ち、総体・選手権・新人戦でも8強〜16強を複数回確保。地区に依らない走力と泥臭さで、トーナメントでの勝ち上がりが巧み。大幅な上振れがなくても安定してポイントを積めるのが強みで、上位校の山に入っても簡単には崩れません。

【8位】武蔵越生高校|205pt リーグ・大会別成績(2021〜2025)

※ベスト32以上の結果を掲載

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種別2025年2024年2023年2022年2021年
関東予選ベスト32ベスト32ベスト8ベスト32ベスト32
総体予選ベスト16ベスト16ベスト8ベスト32ベスト32
新人戦予選ベスト16ベスト16ベスト8ベスト32
(大会途中終了)
選手権(WC)予選ベスト8ベスト8ベスト8ベスト16

西部支部の実戦型私学。新人戦・総体・選手権の8強ラインにたびたび到達し、関東予選でもベスト8圏に迫る年あり。走って守れるロースコア勝負も、高得点の撃ち合いも対応できる幅が魅力で、組み合わせ次第で上位の山を崩す力を秘めます。新チームの立ち上げもうまく、来季の上振れ候補の一角。

【9位】県立川口北高校|195pt リーグ・大会別成績(2021〜2025)

※ベスト32以上の結果を掲載

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種別2025年2024年2023年2022年2021年
関東予選ベスト16ベスト8ベスト32ベスト8
総体予選ベスト16ベスト32ベスト8ベスト32🥉ベスト4
新人戦予選ベスト32ベスト16ベスト8ベスト32
(大会途中終了)
選手権(WC)予選ベスト16ベスト16

公立の名門。総体・選手権でベスト4〜8を経験し、関東予選でもベスト8常連の年があるなど、大舞台での勝負勘が強み。シーズン通して波が小さく、ベスト16以上を安定して確保できる守備的強度とゲーム運びが持ち味。「伝統×学業の両立」の環境で、継続的に競争力のあるチームを輩出しています。

【10位】県立大宮東高校|160pt リーグ・大会別成績(2021〜2025)

※ベスト32以上の結果を掲載

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種別2025年2024年2023年2022年2021年
関東予選ベスト165位
(関東出場)
ベスト32ベスト16ベスト8
総体予選ベスト32ベスト16ベスト32ベスト32ベスト8
新人戦予選ベスト8ベスト8ベスト32ベスト32
(大会途中終了)
選手権(WC)予選ベスト16ベスト8

全国出場10回・関東出場18回という歴史が示す通り、“勝ち筋”を知る公立の強豪。直近5年でも関東予選で5位・ベスト16、総体・選手権・新人戦でベスト8〜16に食い込むシーズンを重ね、トーナメントでの粘りが際立ちます。部員層が厚く競争環境も良好。南部の雄として、再び上位ラウンドの常連に戻るポテンシャルは十分です。

11位〜20位|埼玉の高校男子バスケ部実力校の“中核ゾーン”を一気にチェック

上位校の背中を最も近い距離で追うのが、この“中核ゾーン(11〜20位)”。関東・総体・選手権・新人の4大会すべてで確実に勝ち星を拾える安定感がありつつ、組み合わせ次第でセミファイナルまで跳ね上がる爆発力も秘めています。東部の層の厚さ(越谷西・春日部東・春日部・庄和・春日部共栄)に、公立の伝統校(浦和・浦和北・松山)や実戦派の西部勢(豊岡)、進学校×私学の強化モデル(慶應志木・東農大三)が混在。

一言でいえば、「土台が強いチームが多く、世代の当たりが来ると一気にTOP10へ」。新人戦での仕上がりや、関東予選の山の引きで順位が入れ替わるため、来季の主役候補が最も多いレンジです。

  • 【11位】県立 越谷西高校|165pt(越谷市)
    東部の堅守速攻型。ここ数年は関東予選ベスト8〜16のレンジを維持し、総体・選手権でも県ベスト16常連。選抜選考で東部選抜輩出など、育成の手応えも。接戦経験が豊富で、「格上食い」を起こせるゲーム巧者です。
  • 【12位】県立 春日部東高校|150pt(春日部市)
    基礎徹底と礼儀を土台に、総体・関東予選で8強ラインにたびたび到達。Bブロックの関東本戦も経験し、勝負所の粘りが持ち味。県内では“東部の門番”として上位勢の壁役を担います。
  • 【13位】県立 春日部高校|135pt(春日部市)
    伝統の文武両道で層が厚い。直近5年は総体・関東予選でベスト16〜32を確保し、安定して県大会に顔を出す実力。トレーナー指導も取り入れ、シーズン後半に仕上げてくるタイプです。
  • 【14位(同)】県立 庄和高校|130pt(春日部市)
    合言葉は「Challenge everything」。関東予選でベスト16〜5位まで上振れ実績があり、選手権でも県ベスト8経験。東部の強豪に揉まれつつ、走力×当たりの強さで県上位へ肉薄します。
  • 【14位(同)】県立 浦和北高校|130pt(さいたま市)
    元日本代表主将をコーチに高質な指導環境。近年は県ベスト16〜32のラインに安定して到達し、Sリーグでも強度ある実戦機会を積み上げる。守備→トランジションが速く、接戦で崩れません。
  • 【14位(同)】慶應義塾志木高校|130pt(志木市)
    知性×フィジカルを兼ね備えた私学。県大会ではベスト8〜16の実績を持ち、関東予選でも上位常連のシーズンあり。トレーニング設備が充実し、個々の伸びしろを引き出す育成設計が強み。
  • 【14位(同)】東京農業大学第三高校|130pt(東松山市)
    強化指定の伝統校。県大会はベスト16〜32の安定ゾーンで、勝ち上がりの“型”がしっかり。練習量と個人練習の質が高く、新人戦→総体で上積みしてポイントを稼ぐパターンが目立ちます。
  • 【18位】春日部共栄高校|120pt(春日部市)
    国際試合やメディア露出など発信力も高い東部の私学。総体5位・選手権ベスト8の年もあり、大型化とシュート力でハイペースに持ち込むと強い。新人戦から仕上がりが早いのも追い風。
  • 【19位】県立 浦和高校|110pt(さいたま市)
    週休2日・効率練習で勉強と競技を両立。総体5位の世代も持ち、関東・総体でベスト16〜32を確保する安定感。粘守とクレバーなオフェンスで、強豪相手にも試合を長くします。
  • 【20位(同)】県立 松山高校|105pt(東松山市)
    北部の雄。ここ数年は総体・関東・選手権で県ベスト16に複数回到達。代表決定戦の勝ち上がりも多く、土台の堅さが特徴。動画発信などで部の可視化も進み、リクルート面でも強み。
  • 【20位(同)】県立 豊岡高校|105pt(入間市)
    西部の実戦派。県大会常連で、リーグ戦でも上位リーグ進出を記録。ロースコアの接戦に強く、ゲームメイクと守備の組織力でポイントを積むタイプ。育成の回転が良く、来季の伸長余地も大。

【21位~30位】埼玉県内の注目高校男子バスケ部を一挙にチェック!

このゾーンは県ベスト16〜32の“常連組”。支部大会で安定して代表を取り、県大会では1回戦・2回戦を確実にモノにする実力があります。コーチング体制が整っている学校や、部員層が厚く2チーム制で経験値を積む学校が多く、世代が噛み合えばベスト8超えも十分射程。ここからのジャンプアップに注目です。

  • 【22位】県立 滑川総合高校|95pt(比企郡)
    A級コーチ在籍&選手55名の厚い選手層。近年は県ベスト16の常連で、支部では連続優勝を重ねる安定感。県リーグはA・Bの2チーム体制で公式戦経験を広く積ませる“育成と勝負”の両立が光ります。
  • 【23位】西武学園文理高校|80pt(狭山市)
    ウインター県準優勝・3位の実績を持つ伝統的強豪。近年は県16前後が定位置ながら、大学との練習試合や合同合宿でゲームライクな強度を維持。噛み合えば上位校を食う爆発力あり。
  • 【24位(同)】川越東高校|75pt(川越市)
    大人数×巨大アリーナの恵まれた環境。感謝・情熱・競争心などチーム原則が徹底され、A/Bの入れ替え制で刺激を切らさない。技術だけでなく自立と責任を育てる方針で、勝負強さの底上げ中。
  • 【24位(同)】県立 越谷南高校|75pt(越谷市)
    「チームで守り、チームで攻める」。R6はインターハイ県7位&関東予選県16と存在感。東部支部でも安定して県出場を確保し、近年は上位校相手に試合運びの巧さが際立ちます。
  • 【26位(同)】県 上尾南高校|65pt(上尾市)
    南部で着実に県出場を重ねる堅実派。R4は県ベスト16を経験し、R7も総体・関東ともに県32。“県で一番かっこいいチーム”を掲げ、基礎〜ゲーム形式までバランス良く磨き、もう一段の壁を狙います。
  • 【26位(同)】武南高校|65pt(蕨市)
    ここ数年は県ベスト16レンジを維持。基礎の徹底とフィジカル強化で「県ベスト8常在化」が当面目標。習慣(ハビット)に根ざした練習で判断の質を引き上げるスタイルです。
  • 【28位】県 上尾鷹の台高校|50pt(上尾市)
    南部支部で代表を掴んで県大会出場。春〜夏にかけて大学・県内強豪との練習試合を多数こなし、試合強度への適応を促進。県1回戦の壁を破るための“ファーストブレイク&守備の圧”が鍵。
  • 【29位(同)】浦和実業学園高校|45pt(さいたま市)
    準強化指定。R7はJBA S級コーチ講習会のモデルチームとしてNTCで直接指導を受講——技術・メンタル・栄養面までトップ環境の学びを獲得。経験値の跳ね上がりが、秋以降の上位食いに直結しそう。
  • 【29位(同)】さいたま市立 大宮北高校|45pt(さいたま市)
    合宿&県外大会で実戦経験を積み、南部支部でも白星を重ねる育成重視の実戦派。中3向け練習会など地域連携も活発で、走力と切替の速さを武器に県2回戦突破を狙います。
  • 【29位(同)】県 川越南高校|45pt(川越市)
    新人県出場や市大会準優勝など着実に“県の舞台”へ。3PやFTの精度・後半の強度維持といった課題に、試合レポートを通じて可視化→改善を回すPDCAが好印象。底上げが進めば一気に上振れも。
  • 【29位(同)】山村学園高校|45pt(川越市)
    県大会上位進出を明確ターゲットに据え、報告もこまめでチーム運営が堅実。西部支部での勝ち上がりがそのまま県での順位に連動するタイプ。ハーフコート攻防の質を上げられるかが上位進出の分水嶺。

王座堅守か、下克上か。2025年の“埼玉バスケ男子”勢力図はどうなるか…

4大会(関東予選・総体予選・新人戦・選手権予選)の県大会成績をポイント化した今回のランキングは、正智深谷の圧倒的継続力を頂点に、埼玉栄・昌平の追走、そして伊奈学園・埼玉平成・本庄東ら上位常連の安定感、公立勢(白岡・川口北・大宮東・越谷西 ほか)の台頭まで、県全体の底上げをくっきり映し出しました。

21〜30位の“県16〜32常連”ゾーンも選手層とリーグ運用で力を蓄え、秋のウインターカップ県予選と年明け新人戦でのジャンプアップ候補が目白押し。世代交代が一気に順位を動かす可能性も十分です。

この夏の成果を踏み台に、秋冬の本番で誰がベスト8の扉をこじ開けるのか——次の笛は、勢力図をまた塗り替えます。

<データ参照元>
大会の結果は、以下の公式サイトのデータを参照・加工しポイントに換算しています。 
・埼玉県高体連バスケットボール専門部 http://hs.saitamabasketball.com/
また、男子バスケ部の紹介は各高校のホームページを参考にまとめています。

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