【2025年】県立越ヶ谷高校の進路・大学進学実績(国公立・私立)

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埼玉県立越ヶ谷高校は、埼玉県越谷市にある共学の公立高校です。進学型単位制を導入し、65分授業による効率的な学習と部活動の両立を実現しています。ガイダンス&カウンセリングを重視したきめ細やかな進路指導で、生徒一人ひとりの進路希望をサポートしています。

この記事では、県立越ヶ谷高校の2025年3月卒業生(現役生)の大学合格実績と、過去4年間の推移について詳しくご紹介します。中学生の皆さんと保護者の方々が、高校選びの参考にしていただければ幸いです。

目次

県立越ヶ谷高校現役生の大学合格状況|2025年3月卒

越ヶ谷高校生の合格実績、国公立34名が現役合格!

2025年3月に卒業した現役生(入学時定員318名)のうち、34名が国公立大学に合格しました。国公立大学への合格率は10.7%となっています。

国公立大学では、東京科学大学や筑波大学、千葉大学などの難関大学をはじめ、埼玉県立大学、埼玉大学など地元に近い大学への合格者を輩出しています。私立大学では、早慶上理やGMARCHなどの難関・準難関大学を中心に、多様な進路を実現しています。

県立越ヶ谷高校の国公立大学の現役合格状況|2025年3月卒

国公立大学34名合格、地元埼玉や関東圏の大学を中心に

大学群合格者数前年比
国公立合計34名-16名

2025年3月卒業生の国公立大学合格者数は34名で、卒業生(入学時定員318名)の10.7%に相当します。前年の50名から16名減少しましたが、これは受験生の進路選択の多様化や私立大学への進学が増えたことが背景にあると考えられます。

最難関大学|東京一科医+医学部医学科への現役合格状況

大学名合格者数前年比
東京科学大学(旧東京工業大学)1名+1名
東京一科医合計1名+1名

2025年は、東京科学大学(旧東京工業大学)に1名が合格しました。前年は最難関大学への合格者がいませんでしたが、今年度は東京科学大学へのチャレンジが実を結びました。

難関大学|旧帝大(東大・京大・医学部除く)への現役合格状況

大学群合格者数前年比
東北大学0名-1名
旧帝大合計0名-1名

2025年は、旧帝大(東京大学・京都大学・医学部を除く)への合格者はいませんでした。前年は東北大学に1名が合格していましたが、今年度は該当者がいませんでした。

準難関大学|TOCKY(筑波・お茶の水女子・千葉・神戸・横国)への現役合格状況 ※医学部除く

大学名合格者数前年比
筑波大学3名+2名
千葉大学1名-3名
横浜国立大学0名-1名
TOCKY合計4名-2名

準難関国立大学グループ「TOCKY」(筑波・お茶の水女子・千葉・神戸・横浜国立の5大学)への合格者は4名で、前年の6名から2名減少しました。筑波大学に3名、千葉大学に1名が合格しています。

関東圏国公立大学の現役合格状況(医学部除く)

大学名合格者数前年比
埼玉県立大学11名-5名
埼玉大学4名-7名
群馬大学3名+2名
茨城大学2名0名
東京都立大学2名0名
東京農工大学1名0名
東京学芸大学0名-1名
宇都宮大学0名-2名
関東圏国公立合計23名-13名

関東圏の主要国公立大学への合格者は23名で、前年の36名から13名減少しました。地元埼玉県の埼玉県立大学が11名と最多で、続いて埼玉大学が4名となっています。埼玉県立大学は看護・保健医療系に強い大学として人気があります。

その他国公立大学の現役合格状況(医学部除く)

大学群合格者数前年比
その他国公立合計6名-1名

その他の国公立大学への合格者は6名で、前年の7名から1名減少しました。全国各地の国公立大学へ、幅広く進学していることがわかります。

県立越ヶ谷高校の私立大学の合格状況|2025年3月卒

私立大学へ多数合格、GMARCHや日東駒専に豊富な実績

2025年3月卒業生の私立大学合格状況は、早慶上理やGMARCH、日東駒専などの難関・準難関大学を中心に、多様な進路を実現しています。私立大学の延べ合格者総数は公表されていませんが、主要大学群への合格実績から、充実した進路指導が行われていることがわかります。

私立最難関大学|早慶上理医への現役合格状況

早慶医の合格状況

大学名合格者数前年比
早稲田大学12名+5名
慶應義塾大学8名+8名
医学部医学科0名±0名
早慶医合計20名+13名

上理ICUの合格状況

大学名合格者数前年比
上智大学1名-1名
東京理科大学8名-6名
国際基督教大学(ICU)0名0名
上理ICU合計9名-7名

私立最難関大学への合格状況は、早稲田・慶應義塾・医学部が延べ20名、上智・東京理科・ICUが延べ9名となりました。前年と比較して、早慶医が13名増、上理ICUが7名減という結果でした。特に早稲田大学と慶應義塾大学への合格者が大きく増加しています。

私立難関大学|GMARCHへの現役合格状況

大学名合格者数前年比
法政大学72名+10名
明治大学44名+9名
立教大学35名-5名
学習院大学30名+14名
青山学院大学16名+10名
中央大学10名-5名
GMARCH合計207名+33名

GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政の6大学)への合格者は延べ207名で、前年の174名から33名増加しました。法政大学が72名と最多で、明治大学が44名、立教大学が35名と続いています。学習院大学も30名と大きく増加しており、GMARCH全体で好調な結果となりました。

私立中堅人気大学|成成明学獨國武・日東駒専への現役合格状況

成成明学獨國武の合格状況

大学名合格者数前年比
國學院大學25名+9名
武蔵大学15名0名
成城大学10名-23名
成蹊大学8名-2名
明治学院大学7名-10名
成成明学獨國武合計65名-26名

日東駒専の合格状況

大学名合格者数前年比
東洋大学166名+17名
日本大学75名-3名
駒澤大学29名-7名
専修大学20名+8名
日東駒専合計290名+15名

成成明学獨國武(成蹊・成城・明治学院・獨協・國學院・武蔵の6大学)への合格者は65名(20.4%)で、前年の91名から26名減少しました。國學院大學が25名と最多で、武蔵大学が15名と続いています。

日東駒専(日本・東洋・駒澤・専修の4大学)への合格者は290名(91.2%)で、前年の275名から15名増加しました。特に東洋大学が166名と非常に多く、地元埼玉県に近いこともあり人気があります。

その他私立大学への現役合格状況

四工大+農の合格状況

大学名合格者数前年比
東京電機大学35名+2名
芝浦工業大学28名-2名
四工大+農合計63名0名

四工大+農(芝浦工業・工学院・東京電機・東京都市・東京農業の5大学)への合格者は63名で、前年と同数でした。ただし、工学院大学、東京都市大学、東京農業大学の個別データは公表されていません。東京電機大学が35名、芝浦工業大学が28名となっています。

県立越ヶ谷高校現役生の合格状況の推移|2022年~2025年

過去4年間(2022年~2025年)の合格状況を見ると、県立越ヶ谷高校は安定した進学実績を維持していることがわかります。国公立大学への合格者数は年によって変動がありますが、私立大学を含めた総合的な進路実績は、生徒一人ひとりの希望に応じた多様な選択肢を提供しています。

県立越ヶ谷高校の国公立大学の現役合格状況推移|2022年~2025年

国公立大学合格、4年間で34名~50名の実績

国公立大学合格者数の推移(入学定員318名あたり)

年度合格者数合格率
2025年3月34名10.7%
2024年3月50名15.7%
2023年3月48名15.1%
2022年3月37名11.6%

国公立大学への合格者数は、過去4年間で34名~50名の間で推移しています。2024年3月卒業生は50名(15.7%)と最も多く、約6人に1人が国公立大学に合格しました。2025年は34名(10.7%)と減少していますが、これは私立大学への進学や指定校推薦の活用が増えたことが背景にあると考えられます。

最難関大学|東京一科医+国公立医学部医学科への現役合格状況の推移

年度合格者数合格率
2025年3月1名0.3%
2024年3月0名0.0%
2023年3月2名0.6%
2022年3月0名0.0%

最難関国立大学(東京・一橋・東京科学大学・医学部医学科)への合格者は、2025年に1名、2023年に2名を記録しました。2025年は東京科学大学(旧東京工業大学)に1名が合格し、2023年は東京科学大学(旧東京工業大学・旧東京医科歯科大学)に各1名ずつ合格しました。

難関大学|旧帝大(東大・京大・医学部除く)の現役合格状況の推移

年度合格者数合格率
2025年3月0名0.0%
2024年3月1名0.3%
2023年3月0名0.0%
2022年3月0名0.0%

旧帝大(北海道・東北・名古屋・大阪・九州の5大学)への合格者数は、2024年に東北大学へ1名が合格した以外は、該当者がいませんでした。

準難関大学|TOCKY(筑波・お茶の水女子・千葉・神戸・横国 ※医学部除く)への合格状況の推移

年度合格者数合格率
2025年3月4名1.3%
2024年3月6名1.9%
2023年3月8名2.5%
2022年3月4名1.3%

準難関国立大学グループ「TOCKY」への合格者数は、過去4年間で4名~8名の間で推移しています。2023年は8名と最多で、筑波大学や千葉大学など首都圏の準難関大学への進学実績を示しています。

関東圏国公立大学(医学部除く)の現役合格状況の推移

年度合格者数合格率
2025年3月23名7.2%
2024年3月36名11.3%
2023年3月27名8.5%
2022年3月28名8.8%

関東圏の主要国公立大学への合格者数は、過去4年間で23名~36名の間で推移しています。地元埼玉県の埼玉県立大学や埼玉大学を中心に、安定した進学実績を維持しています。2024年は36名と最多でしたが、2025年は23名と減少しました。過去4年間の平均は約29名で、卒業生の約9%が関東圏の国公立大学に進学しています。

その他国公立大学の現役合格状況の推移

年度合格者数合格率
2025年3月6名1.9%
2024年3月7名2.2%
2023年3月11名3.5%
2022年3月5名1.6%

その他の国公立大学への合格者数は、過去4年間で5名~11名の間で推移しています。全国各地の国公立大学へ幅広く進学しており、多様な進路選択が実現されています。

県立越ヶ谷高校の私立大学の現役合格状況の推移|2022年~2025年

私立大学合格、GMARCHや日東駒専を中心に豊富な実績

県立越ヶ谷高校の私立大学への合格状況は、過去4年間で安定した実績を残しています。特にGMARCHや日東駒専などの難関・準難関大学への合格者が多く、幅広い進路選択が可能です。

最難関大学|早慶上理医の現役合格状況の推移

早慶医の合格者数推移

年度合格者数
2025年3月20名
2024年3月7名
2023年3月21名
2022年3月7名

上理ICUの合格者数推移

年度合格者数
2025年3月9名
2024年3月16名
2023年3月32名
2022年3月8名

私立最難関大学への合格状況を見ると、早慶医(早稲田・慶應・医学部)への合格者は過去4年間で7名~21名、上理ICU(上智・東京理科・ICU)への合格者は8名~32名で推移しています。2025年は早慶医が20名と好調で、2023年の21名に近い水準を維持しました。上理ICUは2023年に32名と最多でしたが、2025年は9名と減少しました。

私立難関大学|GMARCHの現役合格状況の推移

年度合格者数
2025年3月207名
2024年3月174名
2023年3月220名
2022年3月183名

GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)への合格者数は、過去4年間で174名~220名の間で推移しています。私立難関大学への安定した進学実績を示しており、越ヶ谷高校の進路指導の充実ぶりがうかがえます。

私立中堅人気大学|成成明学獨國武・日東駒専への現役合格状況の推移

成成明学獨國武の合格者数推移

年度合格者数
2025年3月65名
2024年3月91名
2023年3月80名
2022年3月66名

日東駒専の合格者数推移

年度合格者数
2025年3月290名
2024年3月275名
2023年3月289名
2022年3月231名

成成明学獨國武への合格者数は過去4年間で65名~91名で推移しています。2024年は91名と最多でしたが、2025年は65名と減少しました。

日東駒専への合格者数は過去4年間で231名~290名で推移しています。2025年は290名と最多となりました。特に東洋大学への合格者が多く、地元に近いこともあり人気が高いことがわかります。

その他私立大学の現役合格状況の推移

四工大+農の合格者数推移

年度合格者数
2025年3月63名
2024年3月63名
2023年3月81名
2022年3月47名

四工大+農(芝浦工業・工学院・東京電機・東京都市・東京農業)への合格者数は過去4年間で47名~81名で推移しています。ただし、工学院大学、東京都市大学、東京農業大学の個別データは公表されていないため、主に芝浦工業大学と東京電機大学への合格実績となっています。

県立越ヶ谷高校の3年間の教育・進路指導プログラム

単位制を活かした充実の3年間で、一人ひとりの夢を実現

県立越ヶ谷高校では、進学型単位制を導入し、入学から卒業まで3年間を通じて、計画的な進路指導プログラムを実施しています。「自己啓発、自己研鑽、自己実現の意識を高めることを生徒に求めていく」を基本方針とし、「(こ)個を大切に、(し)進路実現に向けて、(が)学習させ、(や)やる気を持たせる」ことを重視しています。

進学型単位制の特徴

  • 65分授業:50分授業の1.3倍の時間で、学習効果は1.5倍に
  • 週34単位:土曜日の授業時間を平日に組み込み、部活動との両立を実現
  • 少人数授業:3年次の平均授業人数は27人で、きめ細やかな指導が可能
  • 希望進路に合わせた科目選択:3年次に自由選択科目を設定

1年次:自己理解

1年次では、自己理解を深めることに重点を置いています。適性検査、科目選択説明会、実力テストの事前事後指導、卒業生進路講演会などを通じて、自らの興味・関心・適性を知り、進路の幅を広げます。夏休みには全員が大学・短大等のオープンキャンパスに参加し、報告会を行います。

2年次:進路準備

2年次では、進路準備を進めます。科目選択説明会、オープンキャンパス報告会、実力テストの事前事後指導、卒業生との進路懇談会などを実施します。夏休みまでに各自の進路希望に合わせた学部・学科について研究し、各学問分野に対する理解を深め、希望進路実現のための取り組みにつなげます。

3年次:進路実現

3年次では、進路実現に向けて本格的に取り組みます。進路分野別説明会、センター入試説明会、推薦AO入試説明会、大学入試動向併願説明会、国公立希望者向け説明会など、各種ガイダンスやカウンセリング(進路相談)により、進路希望を明確にし、実現を目指します。

充実した進学講習

越ヶ谷高校では、ほぼ毎日のように進学講習が行われています。部活動加入率が95%を超えているため、早朝講習や放課後の個別指導など、きめ細かい講習体制で、部活と授業、講習の三両立を図っています。美術や社会の論述演習、小論文対策指導、英作文個別指導といった生徒の多様なニーズに応えるべく、幅広い講座を設置しています。夏季進学講習では県下屈指の講座数で、全職員をあげて生徒たちをバックアップしています。

ガイダンス&カウンセリング(G&C)

進学型単位制を導入した本校では、ガイダンス(指導・説明会など)と、カウンセリング(個別指導)に重点を置いています。全員が同じ授業を受ける従来の学年制とは違って、単位制のメリットを生かすためには、2・3年次の納得した科目選択が重要となります。生徒の意識向上と情報の提供を主な目的に、ガイダンスとカウンセリングを3年間系統的に行っています。

進学型単位制と65分授業で、文武両道を実現する越ヶ谷高校

充実の進路指導と部活動の両立で、理想の進路を切り拓きます

県立越ヶ谷高校は、進学型単位制を導入し、65分授業による効率的な学習と部活動の両立を実現している共学の進学校です。2025年3月卒業生は、国公立大学34名の合格実績を残し、特に早慶やGMARCHなどの私立難関大学への合格者が多数います。

進学実績では、過去4年間で国公立大学34名~50名、GMARCHへは174名~220名と安定した実績を維持しています。特に日東駒専への合格者は290名と非常に多く、地元に近い東洋大学への進学実績が目立ちます。ガイダンス&カウンセリングを重視した3年間の計画的な進路指導で、生徒一人ひとりの進路希望を実現しています。

教育の特色は、65分授業により50分授業の1.5倍の学習効果を実現しながら、放課後の部活動時間もしっかり確保していることです。部活動加入率が95%を超える中、早朝講習や放課後の個別指導、夏季進学講習など、県下屈指の講座数で生徒をバックアップしています。

単位制の利点を活かし、3年次の平均授業人数は27人という少人数授業を展開し、きめ細やかな学習指導が受けられます。希望進路に合わせた科目選択が可能で、国公立大学から私立大学まで、多様な受験科目に対応できます。

中学生の皆さん、越ヶ谷高校で充実した3年間を過ごし、勉強と部活動の両立を実現しながら、自分の夢を切り拓いてみませんか。保護者の皆様も、ぜひ越ヶ谷高校の進学型単位制と充実した進路指導をご確認いただき、お子様の高校選びの参考にしていただければ幸いです。

この高校の先輩たちに続くなら、まずは“入試本番の傾向”を知ろう

2020年~2025年(昨年度)の全教科の問題を掲載し、すべての問題にわかりやすい解説つき
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<参照元>
ページ内の大学合格実績やデータは各高校のホームページやパンフレットを参照しています。しかしながら、参照したタイミングによっては速報データであったり、年度をまたぎ変更となっている場合もありますので、正確なデータは各高校の最新データをご確認ください。

・県立越ヶ谷高校公式サイト https://koshigaya-h.spec.ed.jp/

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