埼玉県立熊谷西高校は、埼玉県熊谷市にある普通科・理数科を併設する共学の公立高校です。昭和50年(1975年)創立、創立50年を迎えた進学校で、「授業第一主義」を掲げ、55分授業と週34単位の充実したカリキュラムで生徒の学力向上を図っています。文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の第3期指定を受けており、県北で唯一のSSH指定校として、先進的な理数教育と探究活動を展開しています。
この記事では、県立熊谷西高校の偏差値や入試倍率、進学実績、部活動、校風など、中学生の皆さんと保護者の方々が知りたい情報を詳しくご紹介します。高校選びの参考にしていただければ幸いです。
県立熊谷西高校の入試倍率と偏差値
入学難易度(偏差値)
県立熊谷西高校の偏差値は、学科によって異なり、情報サイトによって以下のように示されています。
理数科
- みんなの高校情報:64
- W模擬(新教育スクールガイドウェブ・60%水準):59
- 市進高校受験情報ナビ(80%水準):59
普通科
- みんなの高校情報:62
- W模擬(新教育スクールガイドウェブ・60%水準):58
- 市進高校受験情報ナビ(80%水準):58
偏差値は測定方法や基準によって異なりますが、理数科はおおむね59~64、普通科は58~62の範囲に位置しており、埼玉県北部でトップクラスの進学校と言えます。難関大学への進学を目指す生徒が多く集まる、学力の高い高校です。
入試倍率
過去4年間の入試倍率の推移は以下の通りです。
普通科の入試倍率
年度 | 志願倍率 | 志願確定倍率 | 受検倍率 | 合格倍率 |
---|---|---|---|---|
2025年度 | 1.02倍 | 1.02倍 | 1.02倍 | 1.02倍 |
2024年度 | 1.24倍 | 1.17倍 | 1.17倍 | 1.16倍 |
2023年度 | 1.11倍 | 1.10倍 | 1.10倍 | 1.10倍 |
2022年度 | 1.15倍 | 1.13倍 | 1.12倍 | 1.11倍 |
普通科の入試倍率は過去4年間で1.02倍~1.16倍の間で推移しています。2025年度は合格倍率1.02倍とほぼ定員通りの合格者数となっており、競争率は比較的落ち着いています。
理数科の入試倍率
年度 | 志願倍率 | 志願確定倍率 | 受検倍率 | 合格倍率 |
---|---|---|---|---|
2025年度 | 0.78倍 | 0.73倍 | 0.70倍 | 0.88倍 |
2024年度 | 1.48倍 | 1.43倍 | 1.38倍 | 1.34倍 |
2023年度 | 1.25倍 | 1.23倍 | 1.23倍 | 1.20倍 |
2022年度 | 1.33倍 | 1.18倍 | 1.18倍 | 1.15倍 |
理数科の入試倍率は過去4年間で0.88倍~1.34倍の間で推移しています。2025年度は合格倍率0.88倍と定員割れとなりましたが、2024年度は1.34倍と高倍率でした。年度によって倍率の変動が大きい傾向があります。
なお、県立熊谷西高校は英語と数学で学校選択問題を採用しているため、標準問題よりも難易度の高い問題に対応する必要があります。
埼玉公立(県立/市立)高校入試では「共通問題」と呼ばれる全校共通の筆記試験+選択問題(難易度上位高校)が実施されます。この高校を本気で目指すなら、まずはその出題傾向を知ることが合格への近道です。
2020年~2025年(昨年度)の全教科の問題を掲載し、すべての問題にわかりやすい解説つき。
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県立熊谷西高校の歴史と伝統
県立熊谷西高校は、昭和50年(1975年)3月10日に埼玉県議会において設置が議決され、同年3月12日に埼玉県条例第37号をもって設置が公布されました。同年4月1日に埼玉県立熊谷西高等学校が開設され、4月11日に開校式・入学式が挙行されました。
普通科から理数科へ、進学校としての発展
- 昭和50年(1975年)4月1日:開校(生徒定員:全日制・普通科・共学180名)
- 昭和51年(1976年)2月1日:校旗制定
- 昭和51年(1976年)4月1日:校歌制定(作詩:小沢洋太郎 作曲:櫻井將喜)
- 昭和51年(1976年)9月24日:開校記念日に制定
- 昭和60年(1985年)9月27日:創立10周年記念式典挙行
- 平成4年(1992年)4月1日:理数科設置
- 平成7年(1995年)11月18日:創立20周年記念式典挙行
- 平成17年(2005年)10月10日:創立30周年記念式典挙行、ニュージーランド国ジェームズハーゲストカレッジと姉妹校提携調印
- 平成24年(2012年)4月1日:スーパーサイエンスハイスクール(SSH)第1期の指定を受ける
- 平成27年(2015年)10月10日:創立40周年記念式典挙行
- 平成31年(2019年)4月1日:スーパーサイエンスハイスクール(SSH)第2期の指定を受ける
- 令和6年(2024年):スーパーサイエンスハイスクール(SSH)第3期の指定を受ける
これまでに15,000人以上の卒業生を輩出し、県内外を問わず、行政、産業、教育、医療、文化・芸術と、あらゆる分野で社会のリーダーとして活躍しています。
近年の発展
平成23年(2011年)から55分授業を実施開始し、効率的な学習時間の確保と部活動との両立を実現しています。また、平成24年(2012年)から文部科学省の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定を受け、現在第3期指定校として、先進的な理数教育と探究活動を全校体制で展開しています。
県立熊谷西高校の立地と最寄り駅、周辺環境
所在地とアクセス
所在地 | 埼玉県熊谷市三ヶ尻2410番地 |
アクセス | JR高崎線「籠原駅」から 徒歩約15分(自転車通学は不許可) 秩父鉄道「大麻生駅」から 自転車約15分 |
籠原駅は上り始発列車が多数あるため、朝の通学もスムーズです。また、帰りは始発駅のため必ず座って帰宅できるという利点があります。
周辺環境
熊谷市は埼玉県北部に位置する人口約19万人の中核都市です。県立熊谷西高校は市街地から少し離れた住宅地に位置しており、静かで落ち着いた環境です。
学校周辺は田園風景も残る穏やかな住宅街で、学習に集中できる環境が整っています。また、籠原駅周辺には書店や文房具店なども多く、学習環境としても充実しています。
県立熊谷西高校の校風と教育方針
教育目標
県立熊谷西高校は、品位と規律ある校風の下、生徒の力を最大限に伸ばす教育活動を展開し、主体的に取り組む態度や科学的思考力、課題解決力、発信力等を養い、高い志を持ち、社会のリーダーとなる人材を育成することを目指しています。
教育目標
「知識と良識を兼ね備え、自他を愛し、調和のとれた社会人を育成する」
本年度の重点目標
- 知性・自信・品格を備えた西高生を育成する
- 高い志と学力を育み、第一志望進路を実現できる西高生を育成する
- 家庭や地域と積極的に連携・協力し、開かれた西高づくりを推進する
- SSH指定校として、西高生の科学的な資質の向上に全校で取り組む
特色ある教育活動
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)第3期指定
文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の第3期指定を受けており、県北で唯一のSSH指定校です。先進的な科学技術、理科・数学教育を通じて、生徒の科学的な探究能力等を培うことで、将来、社会を牽引する科学技術人材を育成するための取組を実施しています。
- 普通科・理数科、文系・理系問わず、全校体制で探究活動を実施
- 「熊西からノーベル賞」を合言葉に、世界で活躍する科学技術系人材を育成
- 日本語や英語での論文作成など高度な取り組み
- つくばScienceEdge2022で金賞(未来志向賞)受賞
- グローバルリンク(アジア大会)に日本代表として出場
55分授業と週34単位の充実したカリキュラム
平成23年(2011年)から、独自の55分授業を実施しています。
- 標準より5分だけ長い55分授業を実施
- チャイムtoチャイムの徹底により、55分をフルに生かした授業
- 1日30分(5分×6コマ)、1週間で3時間(30分×5日÷50分)授業時間が増加
- 週34単位を確保し、学校行事や部活動と両立させながら進路を実現
毎日30分の朝学習「朝学(あさがく)」
毎朝8:05~8:35に全校一斉で朝学習に取り組んでいます。
- 自主自律の学習習慣を確立
- 規律と品位ある高校生活の基盤
- 1年生ではスタートアップ講座(学習オリエンテーション)のモチベーションがそのまま維持される
授業第一主義
「授業第一主義」を掲げ、質の高い授業を展開しています。
- ディベート、グループワーク、グループディスカッションなどを通じて、論理的思考力・判断力・表現力を鍛える授業
- 高い指導力とノウハウを持つ教員が、日々の授業改善に取り組む
- 「熊西の授業を充分に身につければ、難関国公立大、難関私大の現役合格が可能である」と言えるだけの授業を実践
充実した自習環境
- 自習室は進路指導室に隣接し、土曜日も開室
- セパレート型の机が設置され、多数の生徒が利用
- 赤本は1000冊以上を完備(旧帝大、国公立大、早慶上理、GMARCHなど)
- 進路資料、受験レポート、大学案内や募集要項、小論文・面接資料も充実
- 自習室にはカラーコピー機(有料)があり、必要な資料をコピー可能
探究活動の充実
- 学校全体で「自立探究型の学び」を実践
- 課題研究を全校実施により科学的思考力・問題解決力を育成
- 日本語と英語による論文作成
- ディベート大会、パワーポイントやポスターでの発表
- 生徒研究発表会で成果を共有
国際交流
ニュージーランドのジェームズ・ハーゲスト・カレッジと姉妹校提携を結び、国際交流を行っています。
- ホームステイや現地での高校生活を経験
- 実生活に結びついた英語や異文化の体験を通じて協調性や自主性を育成
- 隔年でニュージーランドホームステイ研修を実施
- ホームステイ受入れも実施
高大連携
埼玉大学、東北大学、埼玉工業大学、女子栄養大学、日本薬科大学などと連携し、高大連携講座を実施しています。
ICT教育の推進
- 全教室にWi-Fi環境を整備
- 令和5年度入学生から一人一台のICT環境が整う
- プロジェクターと板書、オリジナルプリント等を融合した効果的な授業
進路別類型・コース制
- 普通科:2年次から文系・理系の2つの類型を設置。3年次からは「国立文系・私立文系・文理系・国立理系・私立理系」の5つのコースに分かれ、進路希望に応じた効果的な教育課程
- 理数科:国公立大学を中心とする理工系学部・学科への進学に向け、専門教科の数学や理科を深く学習
独自の校風
「英姿颯爽(えいしさっそう)」
熊谷西は、「英姿颯爽」を校風としています。英姿颯爽とは、態度が立派で爽やかな様子を表します。
「進学の熊西」「探究の熊西」
「進学の熊西」「探究の熊西」のキャッチフレーズのもと、自ら学ぶ力を身に付けさせ、毎日の授業に集中させる中で「全員、現役での進路決定」を達成すべく、教職員一丸となって取り組んでいます。
自学自習、教え合い・学び合いの文化
- 職員室前の長机での自学自習
- 教え合い・学び合いで問題解決を図る
- 休み時間にも教え合いの光景が広がる
充実した面談
- 新年度早々に担任との二者面談を実施
- 6月には三者面談を実施
- 必要に応じて随時面談を行う
- 早朝、始業前や昼休み、放課後など、日常的に面談が行われる
県立熊谷西高校の進路・進学実績
進路・合格者の推移
県立熊谷西高校の進学実績は、埼玉県北部でトップクラスで、ほとんどの生徒が四年制大学に進学しており、前年度の現役大学進学率は86.3%に達しています。また、「全員、現役での進路決定」という目標を体現しています。
主な大学・短大・専門学校合格実績
令和6年度(2025年3月卒業生)の主な合格実績
- 国公立大学:58名(卒業生の18.5%)
- 早慶上理:4名(早稲田大学2名、慶應義塾大学1名、東京理科大学1名)
- GMARCH:69名(法政大学18名、立教大学13名、明治大学13名など)
- 成成明学獨國武:62名
- 日東駒専:142名(東洋大学78名、日本大学31名など)
過去5年間の主な実績
- 国公立大学への合格者は毎年45名~64名と安定
- GMARCHへの合格者は毎年34名~72名
- 日東駒専への合格者は毎年120名~221名
- 令和6年度実績:早慶上理・GMARCH関関同立(難関私立大学)に74名合格

進路指導の特徴
「高校生活3年間のすべてが進路指導」
「高校生活3年間のすべてが進路指導である」という全教職員による認識のもと、夢を抱き、努力する生徒たちへのサポート体制は万全です。
進路指導の基本方針
「立志教育と進路実現」を基本方針とし、国公立大学や難関私立大学へ、第一志望での現役合格と自己実現に向けた高い志を貫徹させるため、入学当初から個々の生徒の理解に努め、組織的・計画的・継続的な進路指導を展開しています。
- 1年次:「西高生になる~基礎・基本の確立」
基本的な生活習慣および学習習慣を確立し、適度な緊張感を持った学校生活が送れるようにする - 2年次:「勝負の2年生~大学入学共通テストレベルの完成」
自己の目標を明確化し、自身の能力・適性や興味・関心に基づいて具体的に進路選択を行い、その実現に向けた計画を立てて実行させる - 3年次:「受験は団体戦~第一志望を貫徹する」
仲間と切磋琢磨し、自身を信じて根気よく取り組むよう適切な情報提供と指導・助言を行う。その結果、第一志望の現役合格を実現させる
校内補習
- 長期休業中や放課後、早朝を中心に各種補習を実施
- 夏季休業中は、3年生対象の夏期補習を90分単位で各教科が開講
- 1・2年生対象の夏期補習は夏休みの前半を中心に実施
- 多くの生徒が参加し、大学受験を見据えて学力向上に役立てる
充実した進路情報提供
- 総合的な探究の時間のほか、「統一進路」といった大学進学に特化した進路情報の提供機会を豊富に設定
- 進路講話、進路ガイダンス、学習オリエンテーション
- 進路主事だより・進路通信・学年通信・グーグルクラスルームなどを通じて、日々アップデートされる豊富な情報提供
探究活動を活かした進路実現
熊西の探究は、国公立大学の学校推薦型選抜方式や総合型選抜方式の割合が増加している中において、熊西での探究による質の高い研究成果と大学での研究との接続を図る点で、国公立大学を含めた難関大学受験にもしっかりと応える戦略的選択肢となっています。
県立熊谷西高校のイベント・学校行事
主な年間行事
県立熊谷西高校では、1年を通じてさまざまな行事が行われています。
- 4月:入学式、新入生歓迎会(部活動紹介)、スタートアップ講座、離任式
- 5月:生徒総会、中間テスト、校外学習、芸術鑑賞会(2年)
- 6月:体育祭、進路講演会、ボランティア(道路清掃)、三者懇談会
- 7月:避難訓練、期末テスト、球技大会、大学出張講義、英語スピーチコンテスト、臨海実習(理数科)、ブリティッシュヒルズ英語研修
- 7~8月:夏期補習・部活動合宿、ニュージーランドホームステイ研修(隔年)
- 9月:西高祭(文化祭)、課題テスト、ビブリオバトル、生徒会選挙
- 10月:ニュージーランドホームステイ受入れ(隔年)、中間テスト、理化学研究所訪問(理数科)、生徒総会、進路講演会
- 11月:彩の国教育週間、持久走大会、修学旅行
- 12月:期末テスト、ボランティア(道路清掃)
- 1月:共通テスト事前指導、百人一首大会
- 2月:生徒研究発表会
- 3月:卒業式、期末テスト、球技大会、交通安全教室、卒業生を囲む会
特色ある行事
西高祭(文化祭)
西高祭は、土日2日間で約5,000名が来校する大規模な文化祭です。
- 3年生のクラス劇は見もの
- 生徒会を中心とする生徒全員が自主的・自律的に運営
- クラス展示や部活動の発表、模擬店など、生徒の創造性が発揮される
体育祭(6月)
学年を超えたチーム対抗戦で、まさに「英姿颯爽」を体現する行事です。男女共学ならではの迫力ある競技と、チームを超えた一体感が魅力です。
ブリティッシュヒルズ英語研修(7月)
1泊2日の「英語漬け」研修です。
- 2日間英語だけで過ごす
- 実践的な英語力を養成
- グローバルな視点や国際感覚を磨く
理数科臨海実習(7月)
理数科2年生を対象に、臨海実習を実施しています。生物・地学の実地学習を通じて、科学的探究心を育成します。
百人一首大会(1月)
伝統文化に触れる機会として、校内百人一首大会を実施しています。日本の古典文化への理解を深めます。
生徒研究発表会(2月)
SSH指定校ならではの行事で、生徒の課題研究の成果を発表します。
- クラス、学年、全校での発表
- 日本語や英語での論文発表
- 探究活動の集大成
持久走大会(11月)
熊谷スポーツ文化公園を利用して実施される伝統行事です。体力と精神力を鍛える貴重な機会です。
県立熊谷西高校の部活動や課外活動
県立熊谷西高校は「文武両道」を掲げており、部活動も非常に盛んです。部活動加入率は90%を超え、運動部・文化部ともに多くの部が県大会や関東大会、全国大会に出場する実績を残しています。
運動部
主な運動部(18団体)
ソフトテニス部(男女)、硬式テニス部(男女)、バレーボール部(男女)、バスケットボール部(男女)、バドミントン部(男女)、卓球部(男女)、剣道部、陸上競技部、サッカー部、野球部、ワンダーフォーゲル部、柔道部、ダンス部
令和6年度の主な実績
- 柔道部:関東大会出場(インターハイ県大会1回戦勝利)
- 陸上競技部:関東大会出場
- 埼玉県学校総合体育大会陸上競技県北予選会:女子200m第6位、女子400m第3位、女子100mH第8位、女子400mH第6位、女子三段跳第4位など
- 女子総合8位(フィールド総合5位)
- バスケットボール男子
- 春季北部支部選手権大会:Cブロック優勝(県大会出場)
- 関東大会埼玉県予選:ベスト32
- バスケットボール女子
- 北部支部選手権大会:ブロック優勝(県大会出場)
- ソフトテニス男子
- 関東高校ソフトテニス大会県予選会北部支部大会:個人戦ベスト8(県大会出場)
- 熊谷市民スポーツ大会:連続3位入賞(令和2年度~令和4年度)
- 卓球部
- 学校総合体育大会北部支部予選:男子シングルス第3位、男子ダブルス準優勝など多数県大会出場
- バドミントン男子
- 学校総合体育大会北部支部予選:団体5位(県大会出場)
その他、サッカー部、野球部、硬式テニス部なども県大会や地区大会で活躍しています。
文化部
主な文化部(15団体)
吹奏楽部、写真部、放送部、美術部、家庭部、合唱部、演劇部、自然科学部、英語部、書道部、華道部、茶道部、将棋部、軽音楽部、マルチメディア部
令和6年度の主な実績
- 自然科学部:全国総文祭出場
- 第12回つくばScienceEdge2022:金賞(未来志向賞)受賞
- グローバルリンクオンライン(アジア大会)出場
- 第72回埼玉県科学振興展覧会中央展:4作品入賞
- 第65回日本学生科学賞:日本科学未来館賞受賞
- 美術部:はんが甲子園12年連続出場
- 第21回全国高等学校版画選手権大会:団体部門 佐渡市長賞(令和2年度)
- 第22回全国高等学校版画選手権大会:団体部門 審査員奨励賞(令和3年度)
- 第54回公募熊谷市美術展:学生奨励賞(彫刻部門・絵画部門)(令和4年度)
- 軽音楽部:関東大会出場
- 2025年(令和7年度):軽音楽コンテスト関東大会出場【Eeliaas】
- 2025年(令和6年度):軽音楽部ルーキーズフェス(1年生大会)最優秀賞1位【紫蘭】
- 2024年(令和6年度):軽音楽部新人大会優秀賞(県大会2バンド同時出場)
- 2024年(令和5年度):軽音楽部ルーキーズフェス(1年生大会)最優秀賞1位
- 2023年(令和5年度):軽音楽コンテスト関東大会出場【Adam’s Apple】
- 書道部:全国高等学校総合文化祭出場
- 令和4年度:全国高等学校総合文化祭東京大会出場
- 令和3年度:全国高等学校総合文化祭和歌山大会出場
- 埼玉県硬筆中央展覧会:推薦賞
- 埼玉書道展高校生臨書の部:特選(埼玉県教育委員会教育長賞)
- 将棋部
- 令和3年度:埼玉県高等学校将棋選手権大会女子個人優勝
- 令和3年度:全国高等学校総合文化祭和歌山大会女子個人出場
- 令和3年度:全国高等学校将棋新人大会女子個人出場
- 放送部
- 令和4年度:NHK杯全国高校放送コンテスト ラジオドラマ部門 地区予選を勝ち抜き県大会優良賞(県3位)
- 合唱部
- 第29回定期演奏会開催
- 第64回埼玉県合唱コンクール:銅賞
その他、吹奏楽部、演劇部、華道部、茶道部なども各種コンクールや発表会で活躍しています。
特色ある活動
- 自然科学部が全国総文祭(文化部のインターハイ)に出場
- 美術部が全国高等学校版画選手権大会(はんが甲子園)に12年連続出場
- 軽音楽部が関東大会に複数回出場
- 柔道部、陸上競技部が関東大会に出場
- 多くの運動部で県大会出場、地区大会上位入賞
部活動加入率は90%を超え、多くの生徒が勉強と部活動の両立に励んでいます。55分授業により放課後の時間がしっかり確保されているため、充実した活動ができます。
県立熊谷西高校の施設と環境
主な施設
県立熊谷西高校には、充実した学習環境とスポーツ施設が整っています。
教育施設
- 普通教室棟:昭和51年(1976年)10月31日工事完了
- 管理棟:昭和52年(1977年)5月31日工事完了
- 図書館
- 自習室:進路指導室に隣接し、土曜日も開室。セパレート型の机が設置され、多数の生徒が利用
- 進路資料室:赤本1000冊以上を完備(旧帝大、国公立大、早慶上理、GMARCHなど)。進路資料、受験レポート、大学案内や募集要項、小論文・面接資料も充実
- 職員室前の長机:自学自習や質問対応、進路相談に活用
スポーツ施設
- 体育館:昭和53年(1978年)1月30日工事完了
- プール棟・防災拠点:平成9年(1997年)5月31日工事完了
- グラウンド
- 食堂・合宿所:昭和55年(1980年)8月21日工事完了
情報機器の整備
- 全教室にWi-Fi環境を整備
- 令和5年度入学生から一人一台のICT環境
- プロジェクターなどの視聴覚機器
特色ある施設・環境
充実した自習環境
- 自習室は進路指導室に隣接し、土曜日も開室
- セパレート型の机が設置され、集中して学習できる環境
- 赤本は旧帝大、国公立大、早慶上理、GMARCHなどを中心に1000冊以上完備
- 進路資料、受験レポート、大学案内や募集要項、小論文・面接資料も多く揃える
- 自習室にはカラーコピー機(有料)があり、必要な資料をコピー可能
職員室前の長机
職員室前の廊下には長机があり、自習や質問、相談ができるようになっています。教師と生徒の距離が近く、いつでも質問や相談ができる環境です。
広大な敷地
建物敷地面積20,477.00m²、運動場面積25,938.00m²と広大な敷地を持ち、充実した教育活動が行えます。
ICT環境の充実
- 全教室にWi-Fi環境を整備
- 令和5年度入学生から一人一台のICT環境が整う
- プロジェクターと板書、オリジナルプリント等を融合した効果的な授業
SSH指定校として探究と進学を両立、県北が誇る進学校
県立熊谷西高校は、昭和50年創立、創立50年を迎えた埼玉県北部を代表する進学校です。普通科・理数科を併設し、文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の第3期指定を受けています。55分授業と週34単位の充実したカリキュラム、毎日30分の朝学習により、「授業第一主義」を実践し、生徒の学力を最大限に伸ばしています。
- 進学実績では、過去5年間で国公立大学45名~64名、日東駒専120名~221名と安定した実績を維持しています。特に地元に近い埼玉大学や群馬大学、東洋大学への進学実績が多く、関東圏の大学を中心に幅広い進路選択を実現しています。「高校生活3年間のすべてが進路指導である」という全教職員による認識のもと、充実した自習環境、赤本1000冊以上の完備、きめ細かな面談指導など、組織的・計画的・継続的な進路指導で、生徒一人ひとりの第一志望を実現しています。
- 教育の特色は、SSH指定校として、「熊西からノーベル賞」を合言葉に、世界で活躍する科学技術系人材を育成していることです。全校体制で探究活動を実施し、日本語や英語での論文作成など高度な取り組みを行っています。つくばScienceEdgeで金賞(未来志向賞)を受賞し、グローバルリンク(アジア大会)に日本代表として出場するなど、世界レベルの研究実績を残しています。また、ニュージーランドの姉妹校との国際交流、ブリティッシュヒルズ英語研修など、グローバルな視点を養う機会も豊富です。
- 部活動も非常に盛んで、部活動加入率90%超を誇ります。自然科学部が全国総文祭に出場、美術部がはんが甲子園に12年連続出場、軽音楽部が関東大会に出場、柔道部・陸上競技部が関東大会に出場するなど、文化部・運動部ともに全国レベルの実績を残しています。
「県北が誇る進学校」熊谷西高校には、「英姿颯爽」な高校生として、探究と進学を両立し、自分の夢を実現にまい進できる環境が用意されています。熊谷西高校の「授業第一主義」と充実した探究活動、そしてSSHの強みをご確認いただき、高校選びの参考にしていただければ幸いです。
