【2025年】県立松山高校の進路・大学進学実績(国公立・私立)

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埼玉県立松山高校は、埼玉県東松山市にある男子校の公立高校です。明治32年(1899年)創立、120年以上の伝統を持つ県内屈指の進学校で、「松高塾」と呼ばれる充実した進学補講と、理数科・普通科特進クラスによる高度な教育で、生徒の学力を最大限に伸ばしています。文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の第3期指定を受けており、先進的な理数教育を展開しています。

この記事では、県立松山高校の2025年3月卒業生(現役生)の大学合格実績と、過去5年間の推移について詳しくご紹介します。中学生の皆さんと保護者の方々が、高校選びの参考にしていただければ幸いです。

目次

県立松山高校現役生の大学合格状況|2025年3月卒

松高生の合格実績、国公立と私立で延べ556名が現役合格!

2025年3月に卒業した現役生(卒業生318名)は、延べ556名が大学に合格しました。内訳は国公立大学が22名(卒業生比6.9%)、私立大学が534名となっています。

国公立大学では、地元埼玉県の埼玉大学や群馬大学など関東圏の国公立大学を中心に合格者を輩出しています。私立大学では、GMARCHや日東駒専などの難関・準難関大学を中心に、多様な進路を実現しています。


県立松山高校の国公立大学の現役合格状況|2025年3月卒

国公立大学22名合格、関東圏の大学を中心に

国公立大学合計

大学群合格者数前年比
国公立合計22名-1名

2025年3月卒業生の国公立大学合格者数は22名で、卒業生(入学時定員)の6.9%に相当します。前年の23名から1名減少しましたが、安定した実績を維持しています。


最難関大学|東京一科医+医学部医学科への現役合格状況

大学群合格者数前年比
東京一科医合計0名0名

2025年は、最難関国立大学(東京・京都・一橋・東京科学大学・医学部医学科)への合格者はいませんでした。過去5年間では2023年に東京大学に1名が合格した実績があります。


難関大学|旧帝大(東大・京大・医学部除く)への現役合格状況

大学名合格者数前年比
北海道大学1名0名
旧帝大合計1名0名

2025年は、旧帝大(東京大学・京都大学・医学部を除く)への合格者は北海道大学に1名でした。前年も北海道大学に1名が合格しており、安定した実績を維持しています。


準難関大学|TOCKY(筑波・お茶の水女子・千葉・神戸・横国)への現役合格状況 ※医学部除く

大学名合格者数前年比
筑波大学2名+2名
千葉大学1名+1名
TOCKY合計3名+3名

準難関国立大学グループ「TOCKY」(筑波・お茶の水女子・千葉・神戸・横浜国立の5大学)への合格者は3名で、前年の0名から3名増加しました。筑波大学に2名、千葉大学に1名が合格しています。


関東圏国公立大学(医学部除く)の現役合格状況

大学名合格者数前年比
埼玉大学5名-1名
群馬大学3名-1名
電気通信大学1名+1名
東京農工大学2名+2名
宇都宮大学1名+1名
茨城大学1名±0名
高崎経済大学0名-1名
埼玉県立大学0名-1名
関東圏国公立合計13名0名

関東圏の主要国公立大学への合格者は13名で、前年と同数を維持しました。地元埼玉県の埼玉大学が5名と最多で、続いて群馬大学が3名となっています。地元に近い国公立大学への進学実績が安定しています。


その他国公立大学(医学部除く)の現役合格状況

大学群合格者数前年比
その他国公立合計5名-4名

その他の国公立大学への合格者は5名で、前年の9名から4名減少しました。


県立松山高校の私立大学の現役合格状況|2025年3月卒

私立大学534名合格、日東駒専を中心に幅広い実績

私立大学合計

大学群合格者数前年比卒業生1人あたり
私立合計534名+12名1.68大学

2025年3月卒業生の私立大学合格者数は534名で、前年の522名から12名増加しました。卒業生1人あたりの私立大学合格数は1.68校となっています。


私立最難関大学|早慶上理医への現役合格状況

早慶医の合格状況

大学群合格者数前年比
早慶医合計0名0名

上理ICUの合格状況

大学名合格者数前年比
上智大学2名+2名
東京理科大学1名-2名
ICU0名0名
上理ICU合計3名0名

私立最難関大学への合格状況は、早稲田・慶應・医学部の合計が0名、上智・東京理科・ICUの合計が3名(0.6%)となりました。上理ICUは前年と同数の3名でしたが、内訳では上智大学が2名増加しています。


私立難関大学|GMARCHへの現役合格状況

大学名合格者数前年比
中央大学11名-2名
学習院大学6名-2名
青山学院大学5名0名
立教大学5名-2名
法政大学5名-5名
明治大学3名-12名
GMARCH合計35名-23名

GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政の6大学)への合格者は35名(私立大学延べ合格者数比6.6%)で、前年の58名から23名減少しました。中央大学が11名と最多ですが、前年と比較してすべての大学で合格者数が減少しています。


私立中堅人気大学|成成明学獨國武・日東駒専への現役合格状況

成成明学獨國武の合格状況

大学名合格者数前年比
武蔵大学15名+7名
國學院大學13名+7名
成蹊大学7名+3名
獨協大学5名-7名
成城大学3名-1名
明治学院大学3名+2名
成成明学獨國武合計46名+11名

日東駒専の合格状況

大学名合格者数前年比
東洋大学45名-19名
日本大学23名-17名
専修大学12名+2名
駒澤大学10名-2名
日東駒専合計90名-36名

成成明学獨國武(成蹊・成城・明治学院・獨協・國學院・武蔵の6大学)への合格者は46名(私立大学延べ合格者数比8.6%)で、前年の35名から11名増加しました。武蔵大学が15名と最多で、國學院大學も13名と健闘しています。

日東駒専(日本・東洋・駒澤・専修の4大学)への合格者は90名(私立大学延べ合格者数比16.9%)で、前年の126名から36名減少しました。東洋大学が45名と最多ですが、前年から19名減少しています。


その他私立大学への現役合格状況

大東亜帝国の合格状況

大学名合格者数前年比
大東文化大学72名+6名
国士舘大学20名+12名
帝京大学12名-2名
東海大学10名+6名
亜細亜大学3名0名
大東亜帝国合計117名+22名

四工大+農の合格状況

大学名合格者数前年比
東京電機大学39名-19名
芝浦工業大学8名+3名
工学院大学6名+2名
東京都市大学5名+5名
東京農業大学3名-4名
四工大+農合計61名+7名

その他大学の合格状況

大学群合格者数前年比
その他大学182名+31名

大東亜帝国(大東文化・東海・亜細亜・帝京・国士舘の5大学)への合格者は117名(私立大学延べ合格者数比21.9%)で、前年の95名から22名増加しました。大東文化大学が72名と非常に多く、地元に近いこともあり人気が高いことがわかります。

四工大+農(芝浦工業・工学院・東京電機・東京都市・東京農業の5大学)への合格者は61名で、前年の54名から7名増加しました。その他の私立大学への合格者は182名で、前年から31名増加しています。


県立松山高校現役生の合格状況の推移|2021年~2025年

5年間で安定した進学実績、男子校ならではの環境で実力を発揮

過去5年間(2021年~2025年)の合格状況を見ると、県立松山高校は安定した進学実績を維持していることがわかります。2023年度は延べ628名の合格実績を記録し、過去5年間で最多となりました。理数科・普通科特進クラスの存在と、部活動での成功体験が受験への原動力となっている男子校ならではの強みが、着実な実績につながっています。


県立松山高校の国公立大学の現役合格状況推移|2021年~2025年

国公立大学合格、5年間で22名~33名の実績

国公立大学合格者数の推移(卒業生定員あたり)

年度卒業生数(入学時定員)合格者数合格率
2025年3月318名22名6.9%
2024年3月318名23名7.2%
2023年3月318名29名9.1%
2022年3月318名33名10.4%
2021年3月318名24名7.5%

国公立大学への合格者数は、過去5年間で22名~33名の間で推移しています。2022年3月卒業生は33名(10.4%)と最も多く、約10人に1人が国公立大学に合格しました。2025年は22名(6.9%)でしたが、安定した実績を維持しています。


最難関大学|東京一科+医学部医学科への現役合格状況の推移

年度合格者数現役合格率
2025年3月0名0.0%
2024年3月0名0.0%
2023年3月1名0.3%
2022年3月0名0.0%
2021年3月0名0.0%

最難関国立大学(東京・京都・一橋・東京科学・医学部医学科)への合格者は、2023年に東京大学に1名が合格した実績があります。


難関大学|旧帝大(東大・京大・医学部除く)の現役合格状況の推移

年度合格者数現役合格率
2025年3月1名0.3%
2024年3月1名0.3%
2023年3月0名0.0%
2022年3月1名0.3%
2021年3月2名0.6%

東大・京大を除く旧帝大(北海道・東北・名古屋・大阪・九州の5大学)への合格者数は、過去5年間で0名~2名の間で推移しています。2025年は北海道大学へ1名、2024年も北海道大学へ1名、2022年は東北大学へ1名、2021年は東北大学へ2名が合格しています。


準難関大学|TOCKY(筑波・お茶の水女子・千葉・神戸・横国)への合格状況の推移

年度合格者数現役合格率
2025年3月3名0.9%
2024年3月0名0.0%
2023年3月1名0.3%
2022年3月1名0.3%
2021年3月0名0.0%

準難関国立大学グループ「TOCKY」への合格者数は、過去5年間で0名~3名の間で推移しています。2025年は筑波大学に2名、千葉大学に1名が合格し、過去5年間で最多となりました。


関東圏国公立大学の現役合格状況の推移

年度合格者数現役合格率
2025年3月13名4.1%
2024年3月13名4.1%
2023年3月10名3.1%
2022年3月23名7.2%
2021年3月16名5.0%

関東圏の主要国公立大学への合格者数は、過去5年間で10名~23名の間で推移しています。地元埼玉県の埼玉大学や群馬大学を中心に、安定した進学実績を維持しています。2022年は23名と過去5年間で最多でしたが、2023年は10名に減少し、2024年・2025年は13名で横ばいとなっています。


その他国公立大学の現役合格状況の推移

年度合格者数現役合格率
2025年3月5名1.6%
2024年3月9名2.8%
2023年3月17名5.3%
2022年3月8名2.5%
2021年3月6名1.9%

その他の国公立大学への合格者数は、過去5年間で5名~17名の間で推移しています。2023年は17名と過去5年間で最多となりましたが、2025年は5名に減少しています。


県立松山高校の私立大学の現役合格状況の推移|2021年~2025年

私立大学合格、5年間で394名~599名の豊富な実績

私立大学合格者数の推移

年度合格者数卒業生1人あたり合格数
2025年3月534名1.68校
2024年3月522名1.64校
2023年3月599名1.88校
2022年3月584名1.84校
2021年3月394名1.24校

私立大学への合格者数は、過去5年間で394名~599名の間で推移しています。2023年は599名と過去5年間で最多の合格実績を記録しました。卒業生1人あたりの合格数は1.24校~1.88校で、適切な併願戦略のもと、効率的な受験を行っていることがわかります。


最難関:早慶上理医の現役合格状況の推移

早慶医の合格者数推移

年度合格者数私立大学延べ合格者比率
2025年3月0名0.0%
2024年3月0名0.0%
2023年3月12名2.0%
2022年3月0名0.0%
2021年3月6名1.4%

上理ICUの合格者数推移

年度合格者数私立大学延べ合格者比率
2025年3月3名0.6%
2024年3月3名0.6%
2023年3月7名1.2%
2022年3月5名0.8%
2021年3月5名1.2%

私立最難関大学への合格状況を見ると、早慶医(早稲田・慶應・医学部)への合格者は過去5年間で0名~12名、上理ICU(上智・東京理科・ICU)への合格者は3名~7名で推移しています。2023年は早慶医が12名(早稲田11名)と突出していましたが、他の年度はほぼ0名となっています。上理ICUは3名~7名と比較的安定しています。


私立難関大学|GMARCHの現役合格状況の推移

年度合格者数私立大学延べ合格者比率
2025年3月35名6.6%
2024年3月58名11.1%
2023年3月53名8.8%
2022年3月55名8.9%
2021年3月44名10.5%

GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)への合格者数は、過去5年間で35名~58名の間で推移しています。2024年は58名と最多でしたが、2025年は35名に減少しました。それでも私立難関大学への一定の進学実績を示しています。


私立中堅人気大学|成成明学獨國武・日東駒専への現役合格状況の推移

成成明学獨國武の合格者数推移

年度合格者数私立大学延べ合格者比率
2025年3月46名8.6%
2024年3月35名6.7%
2023年3月42名7.0%
2022年3月25名4.1%
2021年3月32名7.7%

日東駒専の合格者数推移

年度合格者数私立大学延べ合格者比率
2025年3月90名16.9%
2024年3月126名24.1%
2023年3月122名20.4%
2022年3月128名20.7%
2021年3月46名11.0%

成成明学獨國武への合格者数は過去5年間で25名~46名で推移しています。2025年は46名と過去5年間で最多となりました。

日東駒専への合格者数は過去5年間で46名~128名で推移しており、松山高校の私立大学合格実績の中核を担っています。2022年は128名と過去5年間で最多でしたが、2025年は90名に減少しました。それでも2021年の46名と比較すると、大幅に増加しており、中堅人気大学への安定した進学実績を示しています。


その他私立大学の現役合格状況の推移

大東亜帝国の合格者数推移

年度合格者数私立大学延べ合格者比率
2025年3月117名21.9%
2024年3月95名18.2%
2023年3月92名15.4%
2022年3月77名12.5%
2021年3月55名13.2%

四工大+農の合格者数推移

年度合格者数私立大学延べ合格者比率
2025年3月61名11.4%
2024年3月54名10.3%
2023年3月59名9.8%
2022年3月54名8.8%
2021年3月46名11.0%

その他大学の合格者数推移

年度合格者数私立大学延べ合格者比率
2025年3月182名34.1%
2024年3月151名28.9%
2023年3月212名35.4%
2022年3月240名38.9%
2021年3月160名38.3%

大東亜帝国への合格者数は、過去5年間で55名~117名と年々増加傾向にあり、2025年は117名と過去5年間で最多となりました。特に大東文化大学への合格者が多く、地元に近いこともあり人気が高いことがわかります。

四工大+農への合格者数は46名~61名で安定しており、理工系志望の生徒にも対応しています。その他の私立大学への合格者も151名~240名と多く、多様な進路選択が可能な環境が整っています。


県立松山高校の3年間の教育・進路指導プログラム

「松高塾」と充実した進路指導で、一人ひとりの夢を実現

県立松山高校では、「焦らず、諦めず、侮らず、我慢して努力を続ける」という3つの「あ」(あせらない、あきらめない、あなどらない)を合言葉に、3年間を通じて計画的な進路指導プログラムを実施しています。

進路指導の3本の柱

1. 実力養成

  • 授業重視:予習復習の徹底、小テストの実施、プロジェクターを使った授業、協調学習など毎日の積み重ねを重視
  • 松高塾:早朝・放課後・長期休業中に行われる進学補講。参加者が100名を超える講座もあり、生徒が自主的に申し込んで参加
  • 英検対策:準会場校として年3回実施。年間延べ700人以上が受検し、準1級合格者もほぼ毎年複数名輩出

2. 豊富な進学データ

  • 進路指導室には先輩のデータや赤本などが完備
  • 勉強方法や進路の相談で、進路室は生徒がいつでも立ち寄れる場所
  • 一般入試に向けた指導はもちろん、推薦型選抜の面接指導・小論文指導も全校で一体となって実施

3. 親身なガイダンス

  • 進路講演会、大学説明会、大学見学会、先輩の合格体験発表会など、様々な進路行事を実施
  • 保護者対象の進路説明会も年2回開催
  • 個別の小論文・面接指導を実施(生徒に1名の担当教員が付き、納得いくまで指導)

松高塾の特徴

通称「松高塾」と呼ばれる補習授業が、通年(前期・後期)及び長期休業中(夏季・冬季)に行われています。

  • 各教科や教科を横断した内容の補講
  • 英検・受験対策や教養、総合的な探究に絡めた講座まで、生徒自身の興味関心を高める講座を展開
  • 「自立のための調理講座」「コーラス講座」等、教養講座も充実
  • 参加は希望制で、早朝・昼休み・放課後と様々な時間で実施

理数科の特徴

  • 30年余りの指導の蓄積(平成元年に設置)
  • 理科(物理・化学・生物・地学)から4科目の履修ができ、医学部等難関大学にも対応
  • 数学は2年までに3年間の学習内容を終了(3年の当初から実践的な問題演習を実施)
  • 3年間クラス替えがなく、落ち着いた環境を整備
  • 少人数展開の授業で確かな学力を身につける
  • 夏季休業中に勉強合宿を実施(プレゼンテーション演習などを含む)
  • SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)第3期指定校

普通科特進クラスの特徴

  • 国公立大学受験に特化したカリキュラム
  • 3年間クラス替えがなく、落ち着いた環境を整備
  • 確かな学力を身につける少人数展開の授業
  • 夏季休業中に勉強合宿を実施

新大学入試制度への対応

  • 英語技能検定試験等の受験を推進(準1級取得者がほぼ毎年複数名)
  • 総合型選抜・学校推薦型選抜受験者に対応するため、個別の小論文・面接指導を実施
  • 小論文は、生徒に1名の担当教員(志望学部により教科等も様々)が付き、納得いくまで指導
  • 面接指導も同様で生徒に1名の担当教員が付き、個別指導、グループ指導を実施

自学自習環境の整備

  • 放課後、休業中も利用できる自習室(予備校の学習室のように、仕切りブースがついて集中して学習に励める)
  • 図書館の整備
  • 校内外で模試を受けられる環境(解説・分析も実施)

松高塾とSSHの強みで、男子校ならではの環境で夢を実現

「焦らず、諦めず、侮らず」松高で仲間と切磋琢磨し進路を実現

県立松山高校は、明治32年創立、120年以上の伝統を持つ男子校の進学校です。「松高塾」と呼ばれる充実した進学補講と、理数科・普通科特進クラスによる高度な教育で、生徒の学力を最大限に伸ばしています。2025年3月卒業生は、国公立大学22名、私立大学534名の合格実績を残しました。特に、大東亜帝国への合格者が117名、日東駒専への合格者も90名と、着実に実績を伸ばしています。

進学実績では、過去5年間で国公立大学22名~33名、日東駒専へは46名~128名と推移しています。2021年から2022年にかけて日東駒専への合格者が46名から128名へと大幅に増加し、中堅人気大学への進学実績が大きく向上しました。「焦らず、諦めず、侮らず、我慢して努力を続ける」という3つの「あ」を合言葉に、組織的・計画的・継続的な進路指導で、生徒一人ひとりの進路希望を実現しています。

教育の特色は、文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の第3期指定を受けており、先進的な理数教育を展開していることです。理数科は平成元年(1989年)に設置され、30年余りの指導の蓄積があります。理科4科目の履修ができ、医学部等難関大学にも対応しています。また、普通科特進クラスも設置されており、国公立大学受験に特化したカリキュラムを提供しています。

進路指導は、「松高塾」と呼ばれる補習授業が特徴です。早朝・放課後・長期休業中に行われ、参加者が100名を超える講座もあります。英検対策、受験対策、教養講座まで、生徒自身の興味関心を高める多彩な講座が展開されています。また、推薦型選抜の面接指導・小論文指導も全校で一体となって取り組み、生徒に1名の担当教員が付いて納得いくまで指導する体制が整っています。

男子校の強みとして、同じような分野・方向性を目指す仲間が多く、切磋琢磨できる環境があります。また、部活動での成功体験や達成感が受験への原動力・自信につながっており、これが進学実績の高さにつながっています。

中学生の皆さん、伝統ある男子校・松山高校で充実した3年間を過ごし、「松高塾」と充実した進路指導の環境の中で、仲間と切磋琢磨しながら自分の夢を実現してみませんか。保護者の皆様も、ぜひ松山高校の「松高塾」と充実した進路指導、そしてSSHの強みをご確認いただき、お子様の高校選びの参考にしていただければ幸いです。

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<参照元>
ページ内の大学合格実績やデータは各高校のホームページやパンフレットを参照しています。しかしながら、参照したタイミングによっては速報データであったり、年度をまたぎ変更となっている場合もありますので、正確なデータは各高校の最新データをご確認ください。

・県立松山高校公式サイト https://matsuyama-h.spec.ed.jp/

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