埼玉県の高校野球は、浦和学院や花咲徳栄といった全国区の名門校をはじめ、昌平や叡明など新興勢力も台頭し、毎年のように激戦が繰り広げられています。県大会の上位常連校はもちろん、公立校からの挑戦や新鋭校の快進撃も見られ、甲子園出場をめぐる戦いは予想がつきません。本記事では、2020年〜2025年の春季大会・夏の選手権大会・秋季大会の成績をもとに、独自のポイント制で埼玉県の高校野球強豪校をランキング化しました。
伝統ある強豪、着実に力を伸ばしている新鋭、そして地域に根差して健闘する公立校まで、埼玉野球の勢力図を一望できる内容です。ぜひ気になる高校の最新情報をチェックしてください。
埼玉県の高校野球強豪校ランキングの算出方法
埼玉県高校野球の強豪校ランキングは、主要公式大会での実績をスコア化することで算出しています。大規模な甲子園出場実績だけでなく、県内大会での安定した上位進出も評価対象に含め、実力校の全体像を明らかにしました。
- 対象大会:春季大会・選手権大会・秋季大会
- スコア基準:
優勝:100点/準優勝:80点/ベスト4:40点/ベスト8:20点/ベスト16:10点/ベスト32:5点 - 対象年度:2020年〜2025年
※2020年春季大会はコロナ禍で中止のため未反映
※2020年選手権大会は代替大会を反映
※2025年秋季大会は未開催のため未反映
この方式により、全国大会常連の名門から、県大会で地道に結果を積み上げている公立校まで、バランスよく評価することが可能となっています。
【2025年度版】埼玉県の高校サッカー強豪校TOP30を一挙公開!
以下の表では、埼玉県の高校野球部をポイント順にランキング化しました。浦和学院や花咲徳栄などの全国区の強豪はもちろん、昌平や浦和実業といった新興勢力も上位にランクイン。さらに、堅実にベスト16・ベスト32へ進出している学校も高評価を得ています。埼玉野球の全体像を知る上で参考になるリストです。
順位 | ポイント | 高校名 | 市区町村 | 25春季大会 | 25選手権大会 | 24秋季大会 |
---|---|---|---|---|---|---|
🏆1位 | 980pt | 浦和学院高校 | さいたま市 | 🏆優勝 | ー | ベスト8 |
🥈2位 | 885pt | 昌平高校 | 北葛飾郡 | ー | 🥈準優勝 | ベスト16 |
🥉3位 | 690pt | 花咲徳栄高校 | 加須市 | ベスト8 | ベスト32 | ベスト16 |
4位 | 390pt | 山村学園高校 | 川越市 | ベスト16 | 🥉ベスト4 | 🥉ベスト4 |
5位 | 270pt | 浦和実業学園高校 | さいたま市 | ベスト32 | 🥉ベスト4 | 🏆優勝 (選抜出場) |
6位(同率) | 260pt | 西武台高校 | 新座市 | ベスト16 | ベスト8 | 🥈準優勝 |
6位(同率) | 260pt | 叡明高校 | 越谷市 | 🥈準優勝 | 🏆優勝 (甲子園出場) | ベスト16 |
8位 | 250pt | 聖望学園高校 | 飯能市 | ベスト16 | ベスト8 | ベスト16 |
9位 | 245pt | 春日部共栄高校 | 春日部市 | ー | ベスト16 | 🥉ベスト4 |
10位 | 230pt | 県・上尾高校 | 上尾市 | ベスト16 | ベスト16 | ー |
11位 | 200pt | 川越東高校 | 川越市 | 🥉ベスト4 | ベスト8 | ベスト32 |
12位 | 175pt | 県・大宮東高校 | さいたま市 | ー | ベスト32 | ー |
13位 | 165pt | 市・川越高校 | 川越市 | 🥉ベスト4 | ベスト32 | ー |
14位 | 135pt | 細田学園高校 | 志木市 | ー | ベスト32 | ベスト32 |
15位(同率) | 130pt | 東京農業大学第三高校 | 東松山市 | ー | ー | ー |
15位(同率) | 130pt | 立教新座高校 | 新座市 | ー | ー | ベスト16 |
17位 | 125pt | 埼玉栄高校 | さいたま市 | ー | ー | ー |
18位(同率) | 105pt | 正智深谷高校 | 深谷市 | ベスト32 | ー | ー |
18位(同率) | 105pt | 県・狭山清陵高校 | 狭山市 | ー | ー | ー |
20位 | 95pt | 浦和麗明高校 | さいたま市 | ー | ベスト32 | ベスト32 |
21位(同率) | 90pt | 早稲田大学 本庄高等学院 | 本庄市 | ベスト8 | ベスト16 | ベスト16 |
21位(同率) | 90pt | 川口市立高校 | 川口市 | ベスト32 | ー | ベスト8 |
23位 | 85pt | 県・川口高校 | 川口市 | ー | ー | ー |
24位(同率) | 80pt | 武南高校 | 蕨市 | ベスト32 | ー | ベスト16 |
24位(同率) | 80pt | 秀明英光高校 | 上尾市 | ー | ー | ー |
26位 | 75pt | 星野高校 | 川越市 | ー | ベスト32 | ー |
27位 | 70pt | 本庄東高校 | 本庄市 | ー | ベスト32 | ー |
28位(同率) | 65pt | 県・滑川総合高校 | 比企郡 | ベスト32 | ベスト32 | ベスト32 |
28位(同率) | 65pt | 県・坂戸高校 | 坂戸市 | ベスト32 | ー | ベスト8 |
28位(同率) | 65pt | 県・川越工業高校 | 川越市 | ベスト32 | ベスト32 | ー |
※ベスト32(3回戦以上)の結果を掲載
埼玉県の野球強豪高校TOP10を成績付きで紹介
ランキング上位10校については、各校の部の特徴や練習環境、大会での安定感などを含めて詳しく紹介します。全国的な名門から成長株の新興勢力まで、それぞれの強みや個性を掘り下げることで、埼玉野球の魅力をより深く理解できます。
【1位】浦和学院高校|980pt リーグ・大会別成績(2020〜2025)
※ベスト32(3回戦以上)の結果を掲載
種別 | 2025年 | 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 |
---|---|---|---|---|---|---|
春季大会 | 🏆優勝 | ベスト16 | 🥈準優勝 | 🏆優勝 | 🏆優勝 | (中止) |
選手権大会 (2020年は代替大会) | ー | ベスト8 | 🏆優勝 (甲子園出場) | 🥈準優勝 | 🏆優勝 (甲子園出場) | 🥉ベスト4 |
秋季大会 | ベスト8 | 🥉ベスト4 | 🥈準優勝 | 🏆優勝 (22選抜出場) | ベスト16 |
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埼玉高校野球の象徴的存在であり、甲子園常連の超名門。2013年春には全国制覇も果たし、プロ野球選手を数多く輩出しています。徹底した基礎練習と科学的トレーニングを導入し、打撃・投手力ともに全国レベル。部員数は120名を超え、熾烈なレギュラー争いが選手の成長を後押ししています。2025年春季大会を制し、改めて「埼玉の王者」の強さを示しました。
【2位】昌平高校|885pt リーグ・大会別成績(2020〜2025)
※ベスト32(3回戦以上)の結果を掲載
種別 | 2025年 | 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 |
---|---|---|---|---|---|---|
春季大会 | 🏆優勝 | 🥈準優勝 | ー | ー | 🥉ベスト4 | (中止) |
選手権大会 (2020年は代替大会) | 🥈準優勝 | 🥈準優勝 | 🥉ベスト4 | ベスト16 | 🥈準優勝 | 🥈準優勝 |
秋季大会 | ベスト16 | 🥈準優勝 | 🏆優勝 | ベスト32 | 🏆優勝 |
- 野球部部紹介ページ/SNS
近年最も勢いのある新興勢力。強化指定部としての手厚いサポートに加え、外部トレーナーや理学療法士の導入など先進的な取り組みを進めています。2020年代に入り一気に力をつけ、2023年・2024年には春・夏ともに準優勝。選手層の厚さは年々増しており、県内では浦和学院と二強体制を築きつつあります。全国大会でも結果を残すポテンシャルを秘めた注目校です。
【3位】花咲徳栄高校|690pt リーグ・大会別成績(2020〜2025)
※ベスト32(3回戦以上)の結果を掲載
種別 | 2025年 | 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 |
---|---|---|---|---|---|---|
春季大会 | ベスト8 | 🏆優勝 | ベスト16 | ベスト8 | 🥈準優勝 | (中止) |
選手権大会 (2020年は代替大会) | ベスト32 | 🏆優勝 (甲子園出場) | 🥈準優勝 | 🥉ベスト4 | ベスト16 | ベスト16 |
秋季大会 | ベスト16 | 🏆優勝 | ベスト32 | 🥈準優勝 | ベスト8 |
- 野球部部紹介ページ/SNS
2017年夏の甲子園を制した埼玉初の全国優勝校として知られる強豪。部員数は常に100名を超え、恵まれた施設環境と充実した指導体制で選手を育成。打撃力の高さに定評があり、全国屈指の強打校として恐れられています。2024年春季大会を制するなど、依然として全国トップレベルの競争力を誇る埼玉の名門です。
【4位】山村学園高校|390pt リーグ・大会別成績(2020〜2025)
※ベスト32(3回戦以上)の結果を掲載
種別 | 2025年 | 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 |
---|---|---|---|---|---|---|
春季大会 | ベスト16 | ー | ベスト16 | 🥈準優勝 | ベスト32 | (中止) |
選手権大会 (2020年は代替大会) | 🥉ベスト4 | 🥉ベスト4 | ー | 🥉ベスト4 | ベスト8 | ベスト32 |
秋季大会 | 🥉ベスト4 | 🥉ベスト4 | 🥉ベスト4 | ー | ベスト8 |
- 野球部部紹介ページ/SNS
川越市を拠点に急成長を遂げている学校。「川越から甲子園へ」を合言葉に、着実に結果を残してきました。2022年以降は県大会ベスト4常連となり、堅実な守備とまとまりのあるチーム力で強豪私学にも勝利を収めています。部員数も増加傾向にあり、今後さらに上位進出を狙う力を秘めた存在です。
【5位】浦和実業学園高校|270pt リーグ・大会別成績(2020〜2025)
※ベスト32(3回戦以上)の結果を掲載
種別 | 2025年 | 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 |
---|---|---|---|---|---|---|
春季大会 | ベスト32 | ー | ベスト32 | ベスト8 | ベスト8 | (中止) |
選手権大会 (2020年は代替大会) | 🥉ベスト4 | ベスト32 | ー | ベスト8 | ベスト32 | ベスト8 |
秋季大会 | 🏆優勝 (25選抜出場) | ー | ー | ベスト8 | ベスト16 |
- 野球部部紹介ページ/SNS
文武両道を掲げる総合学園ながら、野球部は強化指定クラブとして着実に躍進中。2025年春季大会では見事優勝を果たし、選抜甲子園への出場権を獲得しました。走攻守のバランスが取れたチーム編成が特徴で、ここ数年は安定して県大会ベスト8以上に進出。今後は甲子園常連校としての地位確立が期待される注目校です。
【6位(同率)】西武台高校|260pt リーグ・大会別成績(2020〜2025)
※ベスト32(3回戦以上)の結果を掲載
種別 | 2025年 | 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 |
---|---|---|---|---|---|---|
春季大会 | ベスト16 | ベスト8 | ベスト8 | ベスト8 | ベスト32 | (中止) |
選手権大会 (2020年は代替大会) | ベスト8 | ベスト8 | ー | ベスト8 | ベスト32 | ー |
秋季大会 | 🥈準優勝 | ベスト16 | ベスト8 | ベスト16 | ー |
- 野球部部紹介ページ/SNS
- HP:https://www.seibudai-bc.com/
- Instgram:https://www.instagram.com/seibudai_baseball/
- X(旧Twitter)https://x.com/SBD_BASEBALL
「夢は叶えるもの」をスローガンに掲げる西武台は、選手一人ひとりの主体性を重んじる指導が特徴。県大会で安定した成績を残し、2024年秋季大会では準優勝。攻守にわたってバランスが取れたチームで、甲子園初出場を目標に取り組んでいます。成長株の多いチームで、今後さらに飛躍が期待されます。
【6位(同率)】叡明高校|260pt リーグ・大会別成績(2020〜2025)
※ベスト32(3回戦以上)の結果を掲載
種別 | 2025年 | 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 |
---|---|---|---|---|---|---|
春季大会 | 🥈準優勝 | ベスト16 | ベスト32 | ー | ベスト16 | (中止) |
選手権大会 (2020年は代替大会) | 🏆優勝 (甲子園出場) | ベスト16 | ベスト16 | ー | ベスト32 | ー |
秋季大会 | ベスト16 | ベスト32 | ベスト32 | ー | ベスト16 |
- 野球部部紹介ページ/SNS
さいたま市緑区にある私立校で、2015年に「叡明高校」として改称されたものの、前身の小松原高校時代から歴史を持つ学校です。野球部は堅実な守備と積極的な攻撃が特徴で、近年は着実に力をつけています。2025年には夏の甲子園に初出場し、全国レベルの舞台でも存在感を発揮しました。
【8位】聖望学園高校|250pt リーグ・大会別成績(2020〜2025)
※ベスト32(3回戦以上)の結果を掲載
種別 | 2025年 | 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 |
---|---|---|---|---|---|---|
春季大会 | ベスト16 | ベスト32 | ベスト32 | ベスト32 | ー | (中止) |
選手権大会 (2020年は代替大会) | ベスト8 | ベスト16 | ー | 🏆優勝 (甲子園出場) | ー | ー |
秋季大会 | ベスト16 | ベスト8 | ベスト8 | 🥉ベスト4 | ベスト32 |
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飯能市の私立校で、過去に夏の甲子園で準優勝した経験を持つ実力校。2021年には甲子園に出場し、その堅実な守備と粘り強さで多くの野球ファンを魅了しました。2020年代も安定してベスト8以上の成績を残しており、伝統と実績を兼ね備えた名門です。
【9位】春日部共栄高校|245pt リーグ・大会別成績(2020〜2025)
※ベスト32(3回戦以上)の結果を掲載
種別 | 2025年 | 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 |
---|---|---|---|---|---|---|
春季大会 | ー | 🥉ベスト4 | ー | ー | ベスト8 | (中止) |
選手権大会 (2020年は代替大会) | ベスト16 | 🥉ベスト4 | ー | ー | 🥉ベスト4 | ー |
秋季大会 | 🥉ベスト4 | ー | ベスト32 | ベスト16 | 🥉ベスト4 |
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甲子園準優勝の歴史を誇る古豪で、埼玉東部を代表する強豪校。部員数は100名を超え、地域の野球熱を牽引しています。2025年春季大会ではベスト4入りを果たし、復活の兆しを見せました。堅実な野球に加え、人間教育を重視する指導方針も特徴です。
【10位】県立上尾高校|230pt リーグ・大会別成績(2020〜2025)
※ベスト32(3回戦以上)の結果を掲載
種別 | 2025年 | 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 |
---|---|---|---|---|---|---|
春季大会 | ベスト16 | ベスト16 | ベスト8 | 🥉ベスト4 | 🥉ベスト4 | (中止) |
選手権大会 (2020年は代替大会) | ベスト16 | ベスト16 | ベスト32 | ベスト32 | ベスト16 | ー |
秋季大会 | ー | ベスト8 | ベスト32 | 🥉ベスト4 | ベスト32 |
- 野球部部紹介ページ/SNS
県立校ながら甲子園出場経験を持つ伝統校。部員数は70名前後と安定しており、2020年代も県大会ベスト16以上を維持。2025年春季大会ではベスト16進出と復活の手応えをつかんでいます。公立校としての健闘が光る注目の存在です。
【11位~20位】埼玉の高校野球強豪校を一覧で紹介
ランキング中盤に位置する11位〜20位は、県大会で安定して結果を残す中堅強豪校が並びます。公立の進学校や新興私学など個性豊かな顔ぶれで、時にベスト4や上位に食い込む実力を持つチームも少なくありません。ここでは、それぞれの学校の特徴や近年の戦績を簡潔にまとめました。
- 11位:川越東高校(200pt)
私学男子校ならではの恵まれた環境で、学業と両立しつつ競技力向上を図っています。2023年春にはベスト4入りを果たし、確実に力を伸ばしている注目株です。 - 12位:県立大宮東高校(175pt)
「埼玉制覇」をスローガンに掲げる公立の強豪。近年は県大会ベスト8入りを目指し、日々の練習に励んでいます。基礎を重んじる指導で部員育成に定評があります。- HP:大宮東高校公式サイト>野球部
- Instgram:https://www.instagram.com/toushikai/
- 13位:川越市立川越高校(165pt)
公立の進学校ながら野球部は活発で、県大会上位進出経験もある学校。勉強との両立を重視しつつ、着実に結果を残すバランス型のチームです。 - Instgram:https://www.instagram.com/ichiritsusokyu/
- 14位:細田学園高校(135pt)
2014年に硬式野球部を創部した新興勢力。短期間でベスト32以上の実績を積み重ね、将来性の高さが注目されています。 - 15位:東京農業大学第三高校(130pt)
「人間力と競技力の向上」を掲げ、部員数も安定。過去には関東大会出場の実績を持ち、堅実に強化を続けています。 - 15位:立教新座高校(130pt)
立教大学の附属校として知られ、学業レベルの高さと部活動の両立を目指す。ベスト16入りの経験もあり、安定感のある戦いが特徴です。 - 17位:埼玉栄高校(125pt)
スポーツ強豪校として名高く、野球部も過去に甲子園出場経験あり。現在も部員数が多く、県大会上位進出を狙える環境が整っています。 - 18位:正智深谷高校(105pt)
「野球を通じて人間形成を重んじる」をモットーに活動。ベスト16前後の安定した成績を残しており、堅実なチーム作りで知られています。 - 18位:県立狭山清陵高校(105pt)
公立ながら着実に成績を伸ばし、2025年もベスト32入りを果たしました。少人数ながら粘り強い試合運びで注目される存在です。 - 20位:浦和麗明高校(95pt)
さいたま市にある私立校で、部員数こそ多くはないものの、着実に県大会ベスト32に進出。学習環境と両立しながら地域に根差した活動を続けています。
【21位~30位】埼玉県内の注目野球部を一挙にチェック!
21位〜30位には、近年力をつけてきた学校や安定してベスト32に進出する学校が並びます。甲子園常連とまではいかないものの、地域の期待を背負い、将来的に上位進出を狙える伸びしろのあるチームが多いのが特徴です。伝統校から新興勢力まで、多彩なラインナップをチェックしてみましょう。
- 21位:早稲田大学本庄学院(90pt)
早稲田大学の系列校として私学ならではの教育環境を活かしつつ、野球部も健闘。ベスト16入りを果たすなど、全国大会を視野に入れた強化を続けています。 - 21位:川口市立高校(90pt)
市立校ながら実力校が揃う南部地区で存在感を発揮。2025年秋にはベスト8入りし、近年着実に成果を出しています。 - 23位:県立川口高校(85pt)
公立の伝統校で、県大会ベスト32を安定して確保。地域に根ざした育成で知られ、部員数も多い。 - 24位:武南高校(80pt)
サッカーの名門として有名ですが、野球部も近年は成果を積み重ねています。2025年秋にはベスト16入りを果たし、存在感を高めています。 - 24位:秀明英光高校(80pt)
硬式野球部は歴史が浅いながらも、確実に実績を残しつつある新鋭。基礎を大切にした育成方針で将来性が期待されます。 - 26位:星野高校(75pt)
川越市の私学で、野球部は堅実な活動を続けています。県大会ベスト32に進出するなど、地域の支持を集めています。 - 27位:本庄東高校(70pt)
本庄市を拠点に活動。2024年秋季大会ではベスト32に入り、地元を中心に注目を集めています。 - 28位:県立滑川総合高校(65pt)
県大会では着実にベスト32に進出する安定感を見せています。複数の部活動が盛んな総合学科校らしく、活気のある雰囲気が特徴。 - 28位:県立坂戸高校(65pt)
公立校ながら2025年秋にベスト8入りを果たすなど健闘。地域に根差した活動で存在感を強めています。 - 28位:県立川越工業高校(65pt)
工業高校ながら県大会で安定してベスト32入り。伝統ある学校で、技術系進路と野球の両立を目指す生徒に支持されています。
「激戦区・埼玉野球、名門と新鋭のせめぎ合い」
埼玉県の高校野球は、浦和学院や花咲徳栄といった全国区の名門が盤石の力を誇る一方で、昌平や浦和実業といった新鋭校が勢力図を塗り替えつつあります。ここ数年はどの大会でも接戦が目立ち、前年ベスト4に入った学校が翌年は早期敗退するなど、勢力が目まぐるしく入れ替わるのも埼玉野球の面白さです。
また、少子化や地域事情から部員不足に悩む学校もあり、中には他校と合同チームを組んで大会に出場するケースも見られます。そのため、最新の部活動状況や選手層については、必ず各高校のホームページや公式SNSをチェックすることをおすすめします。
2025年度も、埼玉の高校野球は全国から注目される激戦区として、さらなるドラマを生み出すこと間違いなし。王者の地位を維持する名門か、それとも勢いある新鋭か――埼玉から甲子園への切符をつかむのはどの高校になるのか、引き続き目が離せません。