【2025年】県立浦和高校の進路・大学進学実績(国公立・私立)

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県立浦和高校は、埼玉県さいたま市浦和区に位置する県立男子高校として、「尚文昌武」の精神のもと、文武両道を実践する伝統ある進学校です。2025年3月卒業生(352人)の進学実績では、国公立大学117人(41.8%)という極めて高い合格率を達成しました。

「進路指導=『日々の授業』と『生徒への励まし』」「浦高生活3年間のすべてが進路指導」という共通認識のもと、全職員が連携して生徒の第一志望現役合格をサポートしています。東京大学21人、京都大学6人をはじめとする最難関大学への合格実績や、早慶上理への92人合格など、男子校として全国トップクラスの進学実績を誇っています。

目次

県立浦和高校現役生の大学合格状況|2025年3月卒

基本データ

項目2025年3月2024年3月前年比
卒業生数352人350人+2人
延べ合格人数280人278人+2人
国公立合格者数117人107人+10人
国公立合格率41.8%38.5%+3.3%
私立+海外合格者数163人171人-8人

2025年度の特徴として、国公立大学合格者数が前年より10人増加し、合格率も41.8%まで向上しました。これは浦和高校の進路指導体制の成果が表れた結果といえます。

県立浦和高校の国公立大学の現役合格状況

最難関大学|東京一科+医学部医学科への合格状況

大学名合格者数前年比
東京大学21人-4人
京都大学6人+2人
東京科学大学(旧東京工業大学)2人±0人
一橋大学10人±0人
国公立医学部医学科8人
(東京科学・東北・筑波・千葉・新潟・群馬・山形)
-4人
合計47人-6人(-11.1%)

東京一科医への合格者47人は、卒業生352人の13.6%に相当し、全国の男子校としては最高水準です。東京大学21人、京都大学6人、一橋大学10人という実績は、浦和高校の学力レベルの高さを物語っています。医学部医学科への合格者も8人おり、理系教育の充実を示しています。

難関大学|旧帝大(東大・京大除く)への合格状況 ※医学部除く

大学名合格者数前年比
北海道大学6人±0人
東北大学11人-4人
名古屋大学0人-1人
大阪大学1人+1人
九州大学1人±0人
合計19人-4人(-17.4%)

旧帝大(東大・京大除く)への合格者は19人で、前年の23人から減少しました。しかし、東北大学11人、北海道大学6人という実績は安定しており、関東から比較的近い旧帝大への志望傾向が見て取れます。

準難関大学|TOCKY(筑波・お茶の水女子・千葉・神戸・横国)への合格状況 ※医学部除く

大学名合格者数前年比
筑波大学 16人+8人
お茶の水女子大学0人±0人
千葉大学4人+1人
神戸大学1人±0人
横浜国立大学6人-1人
合計27人+8人(+42.1%)

TOCKYグループでは筑波大学への16人合格が特筆すべき成果で、前年の8人から倍増しました。筑波大学は理系学部が充実しており、浦和高校生の理系志向と合致していることがわかります。

関東圏国公立の合格状況

主要な関東圏の国公立大学への合格者数は20人で、前年から9人増加しました。

  • 埼玉大学: 5人(+1 人)
  • 東京農工大学: 4人(+1人)
  • 東京都立大学: 2人(+2人)
  • 東京海洋大学: 2人(+1人)
  • 防衛大学校: 2人(+1人)
  • その他関東圏国公立: 5人(+3人)

埼玉大学への5人合格は地元志向の現れで、特に教育学部や工学部への進学が多く見られます。

その他国公立の合格状況

その他の国公立大学への合格者数は3人で、前年と同水準を維持しています。地方国公立大学への挑戦も継続的に行われています。

県立浦和高校の私立大学の合格状況|2025年3月卒

私立大学の合格者数は163人で、国公立志向の強い浦和高校らしく、私立大学は安全校・併願校としての位置づけが明確です。

私立最難関大学|早慶上理医への現役合格状況

大学群合格者数前年比主要大学の内訳
早慶医58人-18人(-23.7%)早稲田大学39人、慶應義塾大学19人
上智・理科大34人-1人(-2.9%)上智大学7人、東京理科大学27人
合計92人-19人(-17.1%)

早慶上理への合格者92人は、卒業生352人の26.1%、私立大学延べ合格者数56.4%に相当します。東京理科大学27人は浦和高校の理系の強さを反映しており、特に工学部、理学部への合格が多く見られます。

私立難関大学|GMARCHへの現役合格状況

GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)への合格者数は43人で、前年の50人から減少しました。

大学名合格者数前年比
明治大学17人-19人
中央大学10人-8人
立教大学9人+8人
法政大学3人-3人
青山学院大学4人+3人
学習院大学0人±0人
合計43人-7人(-14.0%)

GMARCHへの合格者数の減少は、国公立大学志向の高まりと、より上位校への志望変更を示していると考えられます。

その他私立大学への現役合格状況

その他の私立大学への合格者数は28人で、主に理系私立大学や地方私立大学への合格となっています。浦和高校生の国公立大学志向の強さが表れています。

県立浦和高校現役生の合格状況の推移|2021年~2025年

5年間の基本データ推移

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年度卒業生数延べ合格数国公立数国公立率私立+海外数
2025年352人280人117人41.8%163人
2024年350人278人107人38.5%171人
2023年353人371人132人35.6%239人
2022年351人429人161人37.5%268人
2021年356人395人132人33.4%263人

5年間の推移を見ると、国公立大学合格率が2021年の33.4%から2025年の41.8%へと着実に向上しており、浦和高校の進路指導の成果が明確に表れています。

県立浦和高校の国公立大学の現役合格状況推移|2021年~2025年

最難関大学|東京一科+医学部医学科への現役合格状況の推移

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年度合格者数東京大学京都大学一橋大学医学部医学科
2025年48人21人6人10人8人
2024年54人25人4人10人9人
2023年53人21人4人15人10人
2022年56人17人10人10人13人
2021年52人25人5人8人11人

東京一科医レベルでは、50人前後で安定しており、特に東京大学への合格者数が安定して高い水準を維持しています。医学部医学科への合格者も毎年8-13人と高い実績を誇っています。

難関大学|旧帝大(東大・京大除く)の現役合格状況の推移 ※医学部除く

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年度合格者数北海道大学東北大学名古屋大学大阪大学九州大学
2025年19人6人11人0人1人1人
2024年23人6人15人1人0人1人
2023年32人11人16人0人2人3人
2022年41人11人28人1人1人0人
2021年38人8人21人0人7人2人

旧帝大への合格者数は年度による変動がありますが、東北大学への安定した合格実績が特徴的です。

準難関大学|TOCKY(筑波・お茶の水女子・千葉・神戸・横国)への合格状況の推移 ※医学部除く

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年度合格者数筑波大学千葉大学横浜国立大学
2025年27人16人4人6人
2024年19人8人3人7人
2023年24人8人12人4人
2022年30人11人13人5人
2021年27人10人9人7人

2025年の筑波大学16人合格は特筆すべき成果で、同大学の理系学部が浦和高校生に適しているためと考えられます。

関東圏国公立大学の現役合格状況の推移 ※医学部除く

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年度合格者数埼玉大学東京農工大学東京学芸大学電気通信大学東京都立大学その他
2025年20人5人4人0人1人2人8人
2024年11人4人3人1人0人0人3人
2023年21人6人3人3人2人2人5人
2022年28人8人1人2人6人4人7人
2021年15人4人0人2人0人2人7人

関東圏国公立への合格者数は年度による変動が大きく、2025年は20人と回復しました。例年地元である埼玉大学、理系の東京農工大、電気通信大への合格が多めになっています。

県立浦和高校の私立大学の現役合格状況の推移|2021年~2025年

最難関:早慶上理医の現役合格状況の推移

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年度早慶医上智・理科大合計
2025年58人34人92人
2024年76人35人111人
2023年75人59人134人
2022年86人54人140人
2021年104人36人140人

早慶上理への合格者数は年度により変動がありますが、2025年は92人と、国公立志向の高まりを反映して減少傾向にあります。

私立難関大学|GMARCHの現役合格状況の推移

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年度合格者数明治大学立教大学青山学院大学中央大学法政大学学習院大学
2025年43人17人9人4人10人3人0人
2024年50人36人1人1人18人6人0人
2023年68人36人4人5人15人8人0人
2022年91人43人8人10人14人15人1人
2021年99人40人11人6人24人12人6人

GMARCHへの合格者数は5年間で99人から43人へと大幅に減少しており、これは浦和高校生の国公立大学志向の強まりを明確に示しています。

その他私立大学の現役合格状況の推移

その他私立大学への合格者数も全体的に減少傾向にあり、浦和高校生が国公立大学により集中して受験していることがわかります。

県立浦和高校の3年間の教育・進路指導プログラム

県立浦和高校では、「尚文昌武」の精神に基づいた3年間の体系的な進路指導を実施しています。

進路指導の基本方針

進路指導目標

  1. 『進路指導=「日々の授業」と「生徒への励まし」』『浦高生活3年間のすべてが進路指導』
  2. 国立大学を中心とした生徒の第一志望進学を現役で実現

年次別の指導目標

1年生:基礎基本の確立

  • 各科目の学習方法と授業を核とした学習習慣の確立
  • 教科書等教材の内容を全員に習得
  • 自己の適性に関する考察と関心分野の調査・研究
  • 高い進路目標の設定

2年生:大学入学共通テストレベルの完成

  • 主体的かつ協働的な学習による学問の本質理解
  • 国数英における全員の学力を共通テストレベル完成に近づける
  • 志望大学・学部の絞り込みと仲間意識の醸成

3年生:難関国公立大二次試験、私大レベルの完成

  • 国立大学二次試験に対応できる学力の養成
  • 志望大学・学部の早期確定と第一志望への強い気持ちの支援

特色ある進路指導プログラム

進路講演会

各界の第一線で活躍する著名人を招いた進路講演会を毎年実施しています。過去にはノーベル賞受賞者、宇宙飛行士、著名学者など、超一流の人物による講演が行われています。

校内実力テスト・校内模試

浦和高校教員が独自に作成する高品質の模擬試験により、「浦高生」特有の強さと弱点を的確に把握し、効果的な進路指導に活用しています。

個別添削指導

3年次2学期以降、職員室には過去問の添削指導を希望する生徒が絶えず訪れ、個別にきめ細かな指導を受けています。

東大見学会・医師体験プログラム

本校OBの案内による東大見学会や、OB医師による医師体験プログラムなど、実践的な進路指導を実施しています。

男子校日本有数の実績!浦高で掴む最高峰への道

県立浦和高校の2025年3月卒業生の進学実績は、国公立大学117人(41.8%)という全国の男子校としては最高水準の結果となりました。特に東京大学21人、京都大学6人という最難関大学への合格実績は、同校の学力レベルの高さを物語っています。

「尚文昌武」の精神のもと、文武両道を実践する浦和高校では、「進路指導=日々の授業と生徒への励まし」という理念により、3年間を通じた体系的な指導が行われています。校内実力テストや個別添削指導、著名人による進路講演会など、独自のプログラムが生徒一人ひとりの第一志望現役合格をサポートしています。

5年間の推移を見ると、国公立大学合格率が33.4%から41.8%へと着実に向上しており、進路指導体制の充実が成果として表れています。男子校として全国トップクラスの進学実績を誇る浦和高校は、高い志を持つ中学生にとって理想的な学習環境といえるでしょう。

<参照元>
ページ内の大学合格実績やデータは各高校のホームページやパンフレットを参照しています。しかしながら、参照したタイミングによっては速報データであったり、年度をまたぎ変更となっている場合もありますので、正確なデータは各高校の最新データをご確認ください。

・県立浦和高校公式サイト https://urawa-h.spec.ed.jp/

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